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2008/05/16

イタリア・オペラ日記 第3回 東リヴィエラ海岸とプッチーニ巡礼

今週はイタリア屈指のリゾート地、東リヴィエラ海岸とプッチーニゆかりの町の数々を

 4月27日のパルマの「ボエーム」鑑賞後、翌日はイタリア最大の港町ジェノヴァを目指した。この日の観光は、音楽はほとんど関係なく、イタリア最大のリゾート地で地中海に面したリグリア海のリヴィエラ海岸、特に東リヴィエラ海岸を訪ねた。まずは世界遺産のチンクエテッレ。険しい海岸線に5つの漁村が並ぶ海岸線がとても美しい。まだ4月下旬だというのにすでに海水浴客で賑わっており、日曜日ということもあって、ビーチには多くの人で溢れていた。それから有名な景勝地サンタ・マルゲリータとポルトフィーノ。両方の町とも日なたにいる時は日差しが刺すように痛かったが、日陰に入るととたんに涼しくなり、やはりまだ春先なのだと実感した。サンタ・マルゲリータといえば、やはり生前大変お世話になった故疋田生次郎先生を思い出す。サンタ・マルゲリータでは夏に声楽の講習会が行われているが、疋田先生は、自分の弟子の方たちを連れて毎年のように参加されていた。また、ポルトフィーノでは、急な階段を登り、丘の上のサン・ジョルジョ城から素晴らしい眺望を満喫することができた。

 こうして、ジェノヴァへ入ったのだが、当夜予定されていたカルロ・フェリーチェ劇陽のベッリーニの傑作「夢遊病の女」は、ショーペロ(イタリア語でストライキのこと)のために中止。イタリアではオペラに限らず交通機関などでもショーペロは日常茶飯事ではあるが、本当にいいかげんにして欲しい。とは言っても仕方がないので他のコンサートを探したが、ジェノヴァのような大都会でも他に見るようなコンサートがまったくなく、東京がいかにクラシックの演奏会が多い街であるかを再認識させられた。最低でも毎日20〜30のホールや劇場で演奏会やオペラが上演されているのだから。


チンクエテッレのモンテロッソの村


ポルトフィーノのサン・ジョルジョ城


サン・ジョルジョ城からポルトフィーノの町を望む






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