本・エンタメ

2008/05/02

イタリア・オペラ日記 第1回 ミラノ〜サンタガタ

翌日はヴェルディ巡礼の旅。まずは中世の街並みが残るピアチェンツァ。そして、ロンコレ村のヴェルディの生家。彼の生家は宿場と食料品や雑貨の店を営んでいたので、馬小屋なども再現されている。そしてそのすぐ前にあるサン・ミケーレ教会は洗礼を受けた場所で、彼の音楽のルーツとも呼ぶべき教会。ここの小さなオルガンを弾いてヴェルディは育った。次に行ったのが、すぐ近くのブッセート町、ここでヴェルディは音楽教育を受けた。彼の生前に建てられたヴェルディ劇場は、300席ほどの小さな空間だが、なかなか素敵な劇場。現在はヴェルディの声、国際コンクールの会場としても知られている。そしてヴェルディの青年期のスポンサーで、生涯変わらぬ尊敬と恩義を捧げたアントニオ・バレッツィ。そのバレッツィ邸はヴェルディ博物館になっている。ヴェルディの最初の妻マルゲリータはバレッツィの娘で若くして病死してしまったが、舅にあたるバレッツィの関係は生涯続いた。それからヴェルディが50年近く住み続けたサンタガタの家。広大な英国風の庭園はヴェルディが自ら造ったもので、現在もそのままの姿で残されている。

この日の昼食はブッセートにある「2人のフォスカリ」というヴェルディの作品が店名になっているレストラン。ここのオーナーは、ブッセート出身で往年の名テノール、カルロ・ベルゴンツィ。この日はベルゴンツィの息子が良く鳴る声で店を仕切っていた。

 来週はパルマ、モデナ編。
























サン・ミケーレ教会のヴェルディが弾いたパイプオルガン
























ブッセートのヴェルディ劇場
























サンタガタのヴェルディの家の庭園

























バレッツィ邸のヴェルディ博物館





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