本・エンタメ

2007/11/23

ニューヨークのオペラハウス、 メトロポリタン歌劇場

アメリカが世界に誇るオペラハウス、それがニューヨークのメトロポリタン歌劇場である。

ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場などヨーロッパの伝統ある歌劇場と並び称される世界最大のオペラハウス、メトロポリタン歌劇場。「メト」や「メット」という愛称で親しまれている。世界4大歌劇場とか5大歌劇場と言われる中にも必ず入る素晴らしいオペラハウスである。


正面外観 広場の噴水がシンボルになっている。

 ヨーロッパの劇場に比べると歴史は浅いが、それでもアメリカには珍しく100年以上の歴史を誇る。最初の劇場は、1883年にブロードウェイの39丁目から40丁目にかけて建てられ、グノーの「ファウスト」で開場した。1900年代初頭にはシャリアピンやカルーソーが歌い、トスカニーニがタクトを振り、全盛期を迎えた。その後火災や修復を経たが、老朽化が深刻な問題となり、1966年に現在のリンカーンセンターに移転した。そして同年9月16日、バーバーのオペラ「アントニーとクレオパトラ」の世界初演で開場した。リンカーンセンターとは、映画「ウェストサイド物語」のロケ地にもなった62丁目から66丁目にかけてのスラム街に1959年から建てられた総合芸術文化センター。現在は、メトを始め8つの劇場、ジュリアード音楽院、市立図書館などで構成されている。メト以外の劇場では、ニューヨーク・フィルハーモニックの本拠地のエヴリー・フィッシャー・ホールや、豪華な内装で知られるニューヨーク・シティ・オペラの本拠地ニューヨーク州立劇場などが有名。

エヴリー・フィッシャー・ホール

 メトは、建築家のフィリップ・ジョンソンが設計したもので、外壁が大理石で覆われ、正面入口には古代ギリシャ風のアーチが並び、ロビーの左右にはシャガールの2つの壁画がある。客席は6層からなる巨大な空間で、約4,000人を収容する世界最大の劇場だが、音響はとても良い。しかし後部の座席の場合にはオペラグラスは必須アイテムであろう。ステージの設備も最新鋭のもので、あらゆる大掛かりな演出を可能にしている。巨大な緞帳も世界一の大きさと言われている。

ニューヨーク州立劇場





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