本・エンタメ

2007/09/17

ひさしぶりに上野の杜と東京藝大のアート散策を楽しみました

 森美術館、サントリー美術館、国立新美術館の開館により六本木がアートの街として話題を集めているが、日展、独立美術など有名な公募展もかなりが六本木に会場を移したこともあり、かつての芸術の杜上野の影が薄くなっている。そんな中、上野に残っている秋の「院展」がスタートしたこともあり、久しぶりに上野に出かけた。

 
上野に行ったのは「院展」だけではなく、東京藝大の大学美術館で行われている金毘羅さんの美術展と同じく大学の陳列館で行われている歴代の卒業生の自画像展を見るのが目的だった。
 

朝早く出かけて気持ちがゆったりしていることもあり、のんびり景色を見ながら行くことにした。地下鉄上野駅から近道の坂を登って西郷さんの銅像の広場から公園に入り、上野の森美術館の前を通り、文化会館に行く途中に野球場がある。今までもよく見てはいたのだが、今回は「正岡子規記念野球場」という看板が眼に留まった。記念碑も建っており、正岡子規が野球が好きでよくここで野球をしていた・・・ということらしい。



また公園のあちこちに各展覧会の統一された看板がきれいに出ており、上野動物園まで同じような看板を出していた。六本木に対抗するという訳ではないと思うが、なんとなく久しぶりの上野が変わっていると感じたので、ところどころで携帯写真を撮りながら進むことにいた。

 まず最初に藝大美術館の金毘羅さんの美術展に行ったのだが、朝10時頃というのに長蛇の列で入館制限しているようなのであきらめて、すぐそばの陳列館の「自画像の証言」展に向かった。

東京藝大では創設以来卒業生が自画像を描いて学校に残しておくという伝統があるが、今回は創立120年記念企画として、青木繁、熊谷守一から村上隆、千住博などの自画像が165点展示されている。今の作風からは想像できないような自画像や、卒業時になかなかすばらしい自画像を残しながら今では名前の残っていない人などとても面白い展覧会だ。こちらは無料にもかかわらずあまり人がいなくて、藝大美術館に並んでいるならこちらを見るべきだと思うのだが、マスコミの力には勝てないのだろうか?
 





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