街角彫刻、レトロ建物、銭湯等を紹介してきましたが、今度は橋のウオッチングです
アートコレクションの愉しみといいながら、ギャラリーはなかなか敷居が高くて入りにくいと言うこともあり、身近なアート・ウオッチングとして街角彫刻、レトロな建物、銭湯等も紹介してきましたが、今度は「橋」巡りです。画廊巡りでは日本橋〜京橋〜新橋までを歩きますが、今回はオフィス周辺の橋を紹介します。
江戸時代の東京は水の都ともいうべきところで、「橋」、「川・河」、「掘」「河岸」などの地名が随所にあります。しかし、江戸の基点となる由緒正しい「日本橋」の上に高速道路を作ってしまうというお粗末な国なので、かつての橋も既になくなったり、悲惨な運命をたどっているのが現実です。そんな中で今回は身近な橋をいくつか紹介したいと思います。

【竹橋】
まず最初は毎日の通勤で降りている東西線の「竹橋」駅からスタートします。竹橋は地下鉄の駅名になっているように有名な橋で、国立近代美術館へ行くときに渡る橋と言えば分かると思います。一ツ橋と北の丸公園の間の皇居内堀に架かる橋で、江戸時代「竹橋御門」があったことに由来します。現在の「竹橋」は大正15年に震災復興事業で架設された鉄筋コンクリートのアーチ橋で、平成5年に周辺景観との調和を目的に改修され白・黒・桜の御影石張りの綺麗な橋です。


【一ツ橋】
「一ツ橋」は「一橋大学」や徳川御三家の一つである「一橋家」などで有名な名前ですが、この橋名は徳川家康が江戸城に入った頃には、この場所に「丸太の一本橋」が架かっていたことに由来し、ここの江戸城側に「一ツ橋御門」が設置され、見附橋として「一ツ橋」がかけられたものです。「一橋家」は現在の丸紅本社から気象庁を含む大手町合同庁舎付近までの広大な敷地だったようだ。現在の「一ツ橋」も震災復興事業として大正14年に架けられたものだ。このように由緒正しい橋なのに、日本橋同様頭上を高速道路が走り、橋の手入れもほとんどされておらず、誠に寂しくうらぶれた橋になっている。通勤時に毎日のように渡る橋なので、本当に何とかして欲しいものです。







