本・エンタメ

2007/07/23

ペン・ミュージアムを併設したなじみの喫茶店での「オフィスビル美術構想」と身近な街角彫刻ウオッチング

 誰でも好きな、なじみの喫茶店があるものだが、私も土曜日の画廊まわりの途中で、京橋の「ペン・ステーション」でコーヒーとおいしいクロワッサンを食べることがある。ここはパイロット万年筆が経営していて、1階がカフェだが、2階は万年筆のミュージアムという都心のオアシス的なスペースである。

 たまたまここに置いてあったタウン誌「日本橋」に日本画家の小川幸治さんが「気ままなスケッチアルバム」を連載している。彼は日本橋生まれで、失われつつある古き良き下町風景を描き続けている作家だが、5月号では「街かど美術構想」という記事を書いている。
 主旨は画家が発表して売れなかった作品は画家のアトリエに戻って来てお蔵入り。その作品は在庫や相続の時の納税の対象になるので、作品を捨てたり焼いたりする作家や遺族もあるらしい。

一方、東京のオフィスビルなどの壁の総面積はどれだけあるのか分からないが、そのような絵を飾ったら良いのではないか。貧しい画家から血税をとるより、作品で納税させて役所やオフィスビルの壁に飾れば東京は美術の街になる・・・というものである。

 なかなか楽しいアイデアだが、絵で物納出来ることになるとプロの画家以外も素人作品で納税したいとか、音楽家は音楽で、大工さんは大工仕事で・・と言うようにみんなが物納やサービスで納税するようになって収拾がつかなくなってしまうので実現は難しいと思います。





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