本・エンタメ

2007/07/16

「アートソムリエと巡る、金沢のアートと音楽の旅」今話題の金沢21世紀美術館とアンサンブル金沢を体験。

毎週末の画廊巡りを楽しむほか、アートソムリエとして六本木ヒルズの講座で初心者との銀座の画廊巡りツアーを2月に1回行っていますが、先だって「アートソムリエと巡る、金沢の文化とグルメの旅」を引率して金沢に行って来ました。メインは今話題の金沢21世紀美術館見学とアンサンブル金沢の演奏会を聴くという美術と音楽の旅でした。

そもそもこの金沢ツアーのいきさつはと言いますと、美術ファンの仲間と今話題の「金沢21世紀美術館」を訪問したいねという話をしていたところ、音楽に詳しい人がいて、金沢へ行くなら「アンサンブル金沢」というクラシックの楽団があるから、それとセットしたツアーを組みましょうということになりました。
 たまたま私が石川県の出身で、昨年は企業メセナ協議会の金沢ツアーに行ったこともあり、山本さんも一緒に来てくれる・・・ということで簡単に了解したところ、「アートソムリエと巡る、金沢の美術と音楽のツアー」という募集パンフレットが出来てしまったのです。参加者が集まるかなと心配していたのですが、20名の応募があり、しかもアートファンと音楽ファンが半々という、理想的な参加者となりました。
 
 ツアー初日は金沢21世紀美術館を訪問しましたが、昨年の企業メセナの文化とグルメツアーの時にお世話になった学芸員の吉岡さんにコレクション展を中心に美術館ガイドをしてもらいました。現代アートについては各人で感じてもらうことも大切だが、説明をしていただくと理解が深くなり、とてもありがたかったという意見が多く出ました。
 美術館所蔵の現代アートのコレクション展を中心に見学しましたが、中でも有名なプールの作品はみんなの関心を呼び、地上から見た後、手品の種明かしのようにプールの下の部屋を見学して楽しみました。この美術館は無料で見られるスペースも多く、目玉であるプールの作品も地上からは無料で見られます。しかし、プールの下から見るには有料スペースに行かないと駄目という、うまい仕組みになっています。
 この美術館は元の学校跡地で香林坊という金沢一の繁華街の側で、兼六園からもすぐという一等地にあります。そんな訳で始めから美術館を目的に来た人だけでなく、金沢を訪れた人がついでに気楽に立ち寄れます。また、子供たちや市民の人もアート公園へ行くと言うような感覚で頻繁に立ち寄っていますし、当日は近くで結婚式をしたカップルと参列者の人たちが記念写真を撮っていました。この美術館の人気はそんなところにあるのですが、3月まで館長だった蓑豊氏の経営手腕に寄るところも大きいのです。その事は蓑さんが退官後出版された「超・美術館革命ー金沢21世紀美術館の挑戦」(角川新書)に詳しく書かれていますので是非お読みください。美術館に対する見方がまったく変わることと思います。
  





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