本・エンタメ

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2008/05/24

イエス・ミュージックの夜15  ブルース・フェアバーンとザ・ラダー

 個人的なことを書きます。
実は現在、ある研究会の本をプロデュースしています。メンバーはさまざまな意見を持ち、センテンスの一つごとにこだわりを持っています。そうした中で、読者だったら何が読みたいのか、どう感じるのか、そういった視点からメンバーの文章にコメントし、手伝っているという状況です。ですが、なかなかBruceのようにメンバーを上手に導くことはできないし、そこまでの能力がないと言われてしまえばそれまでです。けれども、メンバーに慕われ、最高のゴールに持っていった、このBruceの仕事に対しては、敬意を持ちたいし、目標にしたいのです。そして、そう思うことで、自分が勇気付けられるのです。

Yesのアルバムにおいて、特筆すべきプロデューサーは3人います。一人は、『Close To The Edge』を膨大な録音テープから編集したEddie Offord、もう一人は、テクノポップの音を持ち込んで『90125』をヒットさせたTrevor Horn、そしてBruceです。
それぞれがまったく違うスタイルで、プロデュースを行っています。Eddieは6人目のメンバーとして、作品を完成させました。Trevor Hornにとって、『90125』は自分の作品でもありました。これに対し、Bruceはバンドを導く存在だったわけです。
ぼくは編集者としては、それぞれのプロデューサーから多くを学びました。時に、混乱を極めた原稿を読者の視点から編集します。また、インタビューや対談の本では、ぼく自身のテイストで原稿をまとめていきます。
そして、時に、編集者ではなくライターとして、他人に編集を委ねて本を書いたりもしています。
もちろん、まだまだ死ぬわけにはいきません。それよりも、ぼくはもっともっと、BruceやEddieに近づける仕事をしていかなきゃいけない、そう思うのです。

ぼくがYesの好きな曲を3曲だけ挙げるとしたら、「Turn Of The Century」「Madrigal」とともに、「Lightning Strikes」です。不思議と短い曲ばかりなのですが、そこに好きな音すべてがあります。






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