デジタルライフ

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2007/10/07

世界初の有機ELテレビがお目見え

今年の春に「デジタル時代の新三種の神器・薄型テレビが人気」と題して薄型テレビをレポートした。テレビが薄型を軸に廻っていることに変りがないが、10月1日にソニーが世界初となる有機ELテレビを12月1日に発売すると発表した。低迷していたソニー復活の起爆剤になるか、年末商戦が楽しみである。

10月2日から6日までの期間、千葉市の幕張メッセで開催になった国際家電見本市で、大手家電メーカー各社が最新鋭の薄型テレビを競い合っていた。テレビの薄型化は予想以上の速度で進んでおり、すでに1センチメートル台に突入している。

そういう中でのソニーの有機ELテレビのインパクトのある発表であった。発表になったのは「XEL-1」という11型で希望小売価格は20万円となっている。







ところで有機ELのELとは、Electroluminescenece(エレクトロルミネセンス)の略であるが、そもそも有機ELテレビとは何か。一言でいえば、電流を流すと発光するジアミン類などの有機物質を用いたディスプレイ方式のテレビである。

従って液晶テレビのようなバックライトを必要としない。バックライトが必要でなければ、さらに薄くできる可能性は極めて高い。

開発そのものは10年以上前から行われていたが、市場投入が遅れたのは、なかなか大型化が出来なかったことが理由のようだ。2004年に3.8型カラー有機ELディスプレイを搭載したPDA「CLIE」を発売しており、その後の研究開発を継続してきたことが今回の発表につながったと見られる。何事もあきらめずに、継続することこそ力になる見本と言える。

さて有機ELディスプレイはどのような構造・しくみになっているのでしょうか。
それはサンドイッチのような構造をしている。すなわち光を通す透明なガラス板を用意し、この上にプラスの電極、発光する物体、マイナスの電極を、パンとパンの間にハムや玉子を挿むようにして重ねる。そして電極に電圧をかけると発光するしくみになっている。このように、しくみ自体は極めて単純である。





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