デジタルライフ

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2007/10/07

世界初の有機ELテレビがお目見え

ところが、しくみは非常に簡単ではあるが、量産して作るのは困難であった。テレビ画像を構成するためには発光する物体を1ミリの1000分の1から10万分の1くらいの薄さにする技術が必要とされた。液晶やプラズマディスプレイは、せいぜい数ミリなので、有機ELディスプレイがどんなに薄いかがおわかりいただけるはずだ。

薄型テレビの記事でも紹介したようにテレビやPCのカラーディスプレイは、光の三原色を混ぜ合わせて表示するが、有機ELディスプレイとて変わりはない。 







発表になったソニーのELパネルの特徴は(1)100万:1以上という「コントラスト」、(2)高ピーク輝度を持つ「輝度」、(3)低階調側でも再現性の高い「色再現性」、(4)数マイクロ秒オーダーという「動画性能」の4つだという。これにバックライトが不要のために実現できた、「3ミリ」(最薄部)という薄さもインパクトがある。

これらの特徴を言い換えると、色彩が鮮やかで速い動きも滑らかに表現でき、消費電力も抑えられるということになる。12月に発売される「XEL-1」は卓上型であるので、大画面の液晶テレビとプラズマテレビとの競争の一角に有機ELテレビが加わるには、大画面のディスプレイが量産化できるかに掛かっていよう。

いづれにせよ、年末商戦はひさびさに面白くなりそうだ。





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