備えあれば憂いなしのオンラインバックアップ
もうすぐ関東大震災が起こった9月1日の「防災の日」が巡ってくる。備えあれば憂いなしとは古くて新しい言葉である。日頃使っていたPCがクラッシュして蓄積していた貴重なデータが一瞬にして消えてしまった。こういうことが起こる前に、日々のデータのバックアップは大切である。
データのバックアップを取っていないときに限って、PCのトラブルが起こる現象はよくあることだ。OSやアプリケーションソフトはCDで提供されているので、もう一度インストールすれば済む。 だが、電子メールのデータ、デジカメで撮った写真、オフィス文書など自分だけの世界にひとつしかないデータは、無くなればお金があっても買うことさえできない。これらを別のメディア(媒体)に退避させることで、万一の危機からデータを守ることができる。
バックアップ用のメディアと言えば古くはフロッピーディスクだったが、時代の進展とともにデータ量の飛躍的な増加に伴って、多様なものが市場に出てきた。
こういう背景も考慮しつつPC内のデータを別の媒体や別のPC、NASと呼ばれるハードディスク等に退避させることやオンラインバックアップを考えてみたい。写真はオンラインバックアップサービスMozyのサイトである。
1.他のメディアへのバックアップ
もっとも簡便な方法は、「バックアップって何?」という人は別として、たぶんどなたも実行しているであろう外部メディアや外部ドライブへの退避だろう。
古くはフロッピーディスクであったが、ちょっとした文章だけならともかく画像データなど大容量のデータには不向きである。一世を風靡したMO(光ディスク)も、いつでもどこででも手軽に使うには不便で、いつの間にかUSBメモリーに取って替わられてしまった感がある。
USBメモリーも大容量のものが出てきてはいるが、コストパフォーマンスなどを考えると他のPCのHD(ハードディスク)も含めて外部のHDにバックアップを取るのが一番経済的であろう。
以上のようなメディアへのバックアップは、特別なツールを必要としない。他のPCへのバックアップもLANに繋がっていれば同様である。どのメディアを使用するかは、TPOに合わせればいいことで、一時的であればUSBメモリーで十分かも知れない。それよりも、データを失った時の損失を事前に認識しているかどうか、こちらの方が重要であろう。
2.NASへのバックアップ
NASというのは、ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ専用機のことであるが、記憶装置をネットワークに直接に接続したように扱うことができる。実際は、ハードディスクとネットワークインターフェース、OS(基本ソフト)、管理用ユーティリティなどを一体化したコンピュータで専門的な知識が必要となる。個人で使用するにはハードルが高いので、名前の紹介に留めておく。





