パソコン新潮流
ハードディスクに代わってフラッシュメモリーを補助記憶装置として搭載したPCが相次いで登場してきた。Windows VistaがPC需要の拡大に繋がっていないだけに業界では期待を寄せていると思われる。
フラッシュメモリーは現在主流である補助記憶装置のハードディスク(HDD)と比較すると回転するディスクがないため、衝撃に強くて軽量、消費電力も少なくて済む。消費電力が少ないということは、ノートPCなどの内蔵バッテリーを長時間使用できることになる。
さらには高速でデータの読み込みや書込みができるためにソフトの起動時間も短くなる。これらの長所をもう少し詳しく見てみよう。
(写真はソニーのゼロスピンドルモデル)
■耐衝撃性
フラッシュメモリーは、衝撃時に磁気ヘッドとディスクが接触しないのでハードディスクと比べて耐衝撃性がより優れていることがわかる。
また、回転部分がないのでハードディスク特有のモーターやディスクおよびヘッドに関わるトラブルも発生しないことになる。
■重量
フラッシュメモリーの重量は、せいぜい20グラム程度であるからハードディスクと比較にならないくらいに軽量である。
■消費電力
フラッシュメモリーは、ディスクを常に回転させたり、磁気ヘッドを頻繁に移動させる必要がないために、ハードディスクに比べ大幅に消費電力を低減することができる。
■高速処理
ハードディスクの磁気ヘッド退避時からの復帰や磁気ヘッドを目的の位置に移動させるシーク動作にかかる時間、すなわちオーバーヘッドがないため、データの読み書きが非常にスムーズに行える。
ソニーのVAIO typeUゼロスピンドルモデルの場合、ハードディスクモデルに比べてOSの起動速度が約45秒高速化になるという。





