デジタルライフ

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2007/04/10

いつでもどこでもテレビ・ワンセグ

ケータイに標準装備されるのも近い勢いでワンセグテレビが普及している。ユビキタスネットワークがいつでもどこでもインターネットに繋がるのと同様に、どこでもいつでもテレビが視聴できるのはすばらしい。

そもそもワンセグと言うのは、日本国内における地上デジタル放送による携帯機器向け放送サービスのことで、2006年4月1日に本放送が開始された比較的新しいサービスである。

地上デジタル放送はUHF帯域の電波を使用して、6MHzを1つのチャンネルとして割り当てられている。これを13のセグメントに分割して、いくつか束ねて映像やデータ、音声などを送信することで放送を行う。

ワンセグ放送はこのうちの携帯向けに割り当てられている「1つのセグメント」を使用して放送を行うことから「ワンセグ放送」と呼ばれてる。

ワンセグ放送では、帯域が通常放送の1/4と狭いためQVGA(320×240ピクセル)サイズの低解像度の映像しか伝送できないが、携帯端末の特性を活かした利用ができるのではないかと期待されており、その一つがテレビである。ワンセグ放送の詳細については、社団法人 地上デジタル放送推進協会のページを参照されたい。

すでに「ケータイ番号ポータビリティ」で紹介したようにワンセグ放送はケータイで視聴できるのは勿論ではあるが、各社から販売されているワンセグチューナーを利用することでモバイルPCのみならずデスクトップパソコンでもテレビ放送を楽しむことができる。

今回はアイ・オー・データ機器の「SEG CLIP」(セグクリップ)を試用したレポートをお届けする。「SEG CLIP」は、PCのUSBポートに接続して使用するが、外観はUSBフラッシュメモリと同様になっている。また高感度のロッドアンテナを装備している。

基本的な機能は、視聴、録画、番組予約(録画/視聴)、字幕表示、EPG(電子番組表)、データ放送、予約一覧表示などとなっており、Windows XP SP2およびWindows Vistaに対応している。

「SEG CLIP」に付属のソフトウェアは、簡単にインストールすることができ、まず筆者宅で試してみた。神戸市西部の山間部のため電波が届かず諦める。ついで近くの公園に移動するとNHK総合とサンテレビが受信できるも他の民放は受信できなかった。

この理由は、NHK総合とサンテレビの電波は摩耶山、他の民放の電波は生駒山から発射していることによる。

そこで車を源氏物語でお馴染みの須磨浦公園まで走らせた。この界隈でも電波状態がよくない場所もあったが、おおむね良好であった。



ワンセグ放送の大きな魅力のひとつがEPG(電子番組表)が使えること。選局も一覧から選ぶだけで済む。録画時も番組名を指定するだけでOKだ。


画面上はみのもんた氏の「午後は○○おもいッきりテレビ」であるが、この鮮明度なら十分使える。

「SEG CLIP」はノートPCでの視聴に便利なクリップが付いているので、取り付けも簡単。また電波受信状況を画面でリアルタイムに確認したり、USBに挿すだけで自動的にアプリケーション起動可能、USBポートが背面などにある場合に便利な「USB延長ケーブル(50cm)を標準添付と親切設計になっている。

ワンセグ放送を視聴するためだけにケータイの機種変更をする必要もない。1万円くらいの投資でモバイルPCでテレビが視聴できるメリットは小さくは無い。これは、なかなか楽しめるPCグッズの登場と言えそうだ。

(筆者から一言)
試用のために「SEG CLIP」を貸出いただいたアイ・オー・データ機器様にお礼申し上げます。





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