愛車

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2008/10/22

佐渡ヶ島紀行(3)〜ポタリングで隠れ家スポット発見

朝6時。眠りから覚め目を開けようとすると…聴こえてくるのは優しい波の音。



窓からは太陽の爽やかな日差しが。昨日の荒れた天気と打って変わり、今日は朝から真夏の様相を呈していた。

昨日のレースの疲れは殆んど残っていなかった。
昨年はAタイプで体力を酷使したので迷わず二度寝したが、今回は身体が軽い。
さわやかな目覚めとは正にこの事を言うのだろう。
目覚まし時計はセットしていなかったが、まるで佐渡の自然が『お〜い早く起きろ〜。今日はサイクリング日和だぞ!』と教えてくれてる様でもあり、直ぐにでも外に出たくなった。

昨日は、バイク競技の時に大雨が降り、周りの景色を愉しむことが殆んど出来なかったから、今日は絶好のチャンスだ。
当初は宿の車で島内巡りをしようと思っていたが、自転車ですることにした。
しかも、ガイドブックに載っている様な名所ではなく、目的地を決めず気分に任せ気ままなポタリング(*ポタリング=自転車で行う散歩)なら、必ずや誰も知らない場所に行けるはず。

両足が僅かに筋肉痛だが、コレ位なら問題ない。今日はタップリ佐渡の真夏を満喫しようっと♪


顔を洗い歯を磨いた後、美味しい朝食(ちなみに御飯は3杯おかわりしました)を完食し、この日に帰京する選手を見送り、バイクのセッティングを済ませた。
そして宿の裏手にある椅子に座りコーラを飲みながら日本海を眺め、ホッと一息ついた後、早速出発した。

ちなみに持ち物は“パンク修理キット”に“財布”に“タオルハンカチ”、“携帯電話”、“デジタルカメラ”、それに“サングラス”だけ。
佐渡には『セーブオン』というコンビ二をはじめ商店が点在しているから、飲食物の心配はない。
しかも万が一、自転車が走行不能になってしまっても、ヒッチハイクできそうな農作業トラックが数多く走っているから安心して遠出が出来る。

さあ行きまっせ〜♪♪

独りつぶやきながらキャノンデールのペダルを漕ぎ始めた。

・ 真野の街並み
最初に訪れたのは佐渡ヶ島で両津、佐和田に次いで大きい町、真野だ。別名”アルコール共和国”といわれるほど、造り酒屋が多い街でも有名だ。
宿の前を通る350号線を約10km北上すると道の両脇には素晴らしい作りの日本家屋の眺めと出会うことができる。


昔ながらの街並みに、様々な酒造会社の工場、厳かに佇む神社仏閣、その他にも興味をそそられる景色が次々と目に飛び込んできた。


真野町の中心地にある日本家屋の街並み。この場所を自転車と共に一陣の風になる醍醐味を感じる事ができる。
いつの時代も変わらぬ佐渡の町並み…心をホッとさせる魅力がある。

佐渡隋一の名酒・真野鶴(まのづる)。佐渡の新鮮な海の幸と一緒に口に流し込めば…まさに口の中がパラダイスさ♪


何気なく入ってみた横道。その住宅街にポツンとあった。
『碁』の文字でお分かりであろう…そう囲碁の教室だ。


中では何が行われてるんだ!?
興味津々の自分は中に入ろうとしたのだが…『只今対局中、お静かに願います』の看板が。
結局入れなかったッス…残念。

真野新町のバス停脇にあった“おやきのお店”。
あまりの暑さにアイスクリームを食べたくなっていたら、タイミングよく見つけた。
店内でおやきを焼いていた女性が大変優しい方で、おやきを2つ無料で作ってくれた。
アイスクリームを食べながら色々お話をさせて頂いたのだが、トライアスロンについて大変詳しい。
何故だろう?と思っていたら息子さんが佐渡国際トライアスロンの実行委員の役員で、長女がレース会場でアナウンスをやっていらっしゃるとのこと!


ということは、スタート直前に緊張しまくりの選手を勇気づけるアナウンスをしてくれていた、あの美しい女性は、このお店にいらっしゃったのですね!
しかも教えてもらった情報によると、もう一人会場でアナウンスをしてくれていた男性はお坊さんとのこと。
しかも第1回大会から今回の20回大会まで20年連続でアナウンスをされているとは!

お坊さん…それで納得ッス。どうりで心が落ち着く声だったよね。

意外な出会いが実現でき、とても嬉しかった。
おやきご馳走様でした!来年も立ち寄らせて頂きますね!!

さらに住宅街を進むと何やら怪しげな廃車みたいなバスが…なんじゃこれは?
ぼろぼろのバスに“餃子”の看板、それにアンパンマンの交通安全のポスター。
恐る恐るバスの中を覗いてみると…餃子、カレー、ラーメンとかかれたメニューに、カウンター形式の座席が。

…どうやら食堂らしい。
…でも誰も居ないッスヨ。

だいたいさ、こんな暑い日にバスの中で食べられるの?
もしかしたら、知る人ぞ知る名店なのかも知れないが、今回はバス(パス)させて頂きました〜。

・佐和田の町の奥深くへ…
真野町のライディングを終え、続いては隣町の佐和田に向かった。
太陽がガンガンに照りつけ真夏の様相を呈している。外を歩いている人は殆んどいない。
不思議の国に来てしまった様な錯覚に陥りそうになった…。


真夏のライディング特有の濃厚な草木の香りが鼻をつく。佐渡の重々しい雰囲気が、自分の五感をさらに活性化させる。


名も知らぬ神社。昼間だというのに、この静寂は一体何だ?怖ささえ感じてしまう。
佐和田の町にはこうした神社仏閣が数多くあり、そのどれもが厳かな雰囲気を醸し出していた。


昨日のレースでランコースとなった田園風景をバックにワンショット。
最高の眺めに、これからのライディングへの期待が高まるばかりだ。


昼食はここで…ズバリ“大衆食堂”。


注文したのは焼肉ラーメン+ライス。写真だと、なんかあまり美味しくなさそうだけど実際は美味しかったッス。


スープも飲み干しました〜…ていうか、これだから太るんだよなぁ。

腹ごしらえを終えて店を出ると、さらに太陽の日差しが強まり30度越え。汗がダラダラと滴り落ちる。
日本家屋の街並みにコカコーラの赤い自販機が映える。
やっぱり一汗かいた後のコーラは美味しゅうございます。


佐渡にはこうした商店が多い。コンビ二よりも多いよ。
でもさ、こういうお店で買う菓子パンが旨いんだ!何故なんだろう!?






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