灼熱の300km〜真夏の千葉・銚子港ロングライド(後編)
10kmほど続いた『東総広域農道』。その後、県道73号線に入った。
この辺りから、さらに気温はグングン上昇し体感温度は40度越え。
息苦しい〜。
アスファルトからの照り返しで、まるでサウナに居るような気がするッス。
猛烈な暑さが身体を包み込んだ。

頼りは自転車が起こしてくれる“風”だけ。
ペダルを漕いで漕いで漕ぎまくれ〜風を起こすのだ!!…って気張って見たけど、汗がナイアガラの滝状態だよ。
汗が目にしみ込んで痛〜い。
早く銚子港の潮風で身体をクールダウンしたい…ボトルの生ぬるいコーラを飲み干してペダルを踏み続けた。
<真夏の銚子…そこは潮風と人情溢れる心のふるさと>
銚子に近づくにつれ、それまでの田園風景とは一変し、緑豊かな眺めが広がる。
しかも濃い。色、香り、空気…あらゆるものがね。
昔の日本の夏って、こんな感じだったんだろうなあ…。そんな思いを強くする自転車からの眺めだった。

2kmほど進むと71号線(銚子旭線)と交差する船川のT字路に。あとはこの71号線を直進すれば銚子市の中心部だ。
平行して走る総武本線も絶妙に町に溶け込んでいる。
猛烈な暑さと、つんざく様なセミの鳴声、それにガンガンに熱くなった線路、三位一体となって夏を彩ってくれている。

この辺りには200〜300mおきに民家があるね。

『ここに住んでいる人たちは、生活が不便だろうなぁ』なんて考える自分は、まだ都会生活が抜けきってないね…。きっと、きっと素晴らしい暮らしだよ。
夜は縁側で、キンキンに冷えたビール片手に鈴虫の鳴声を肴に一寸一杯。
わぉ!考えただけで涼しくなってくるね!

この辺りで、自転車乗り数名と出会う。
久しぶりなので手を挙げて挨拶をしたら、向こうも返してくれた。
見知らぬ土地で見知らぬ自転車乗りと健闘を称えあう…これも自転車の醍醐味だね!
伊東商店。

中はクーラーが効いてて、マジで天国だった。ずっと居たかったな♪
おじいちゃん、ゴメンネ。
汗まみれで入ってきて、あれこれ尋ねてきた色黒の自転車乗り…僕です。
お仕事中大変失礼しました。
伊東商店は猿田神社の目の前にある風情あるお店だった。
地元のお酒や、お菓子、醤油など生活必需品はもちろん、お土産、浮き輪、麦藁帽子など品揃えはかなり豊富だった。
真っ黒に日焼けした私を見て、『わぁ〜凄い焼けてるねぇ、どこから来たの?…横浜!!それは凄いね』と驚き、氷の塊をくれたおじいちゃん…本当にありがとうございました。
我々自転車乗りは、こうした親切を糧に遠いところに行く力を得ているのです。
猿田神社。この鳥居、物凄い大きさ!!

踏み切りから見た猿田駅。屋根も改札口も無かった。まるで廃墟の様な駅だった。
線路を触ってみたら火傷しそう〜。目玉焼き作れます。

さあ、ここから銚子の中心部だ。
古いお屋敷や、神社が街並みをノスタルジックな雰囲気に演出してくれる。
銚子の街並みは本当に素晴らしい!

この日、至る所で祭りが行われていた。まるで、長い道のりを超えてやってきた私を歓迎してくれている様だった。

神輿を担いでる人も、見ている人も全員汗だく。この後のビール、確実に旨いよ。
頑張っている人や、熱い人達を見てると、元気を貰える様な気がするのは私だけだろうか。

13時過ぎ、銚子駅に到着〜。
駅前は相変わらずのんびりした雰囲気が漂ってて良かった。

銚子に初めて来たのは、5歳の時。父に連れられて犬吠埼まで行った。
銚子電鉄に乗った時に“なんて遅い電車なんだろう”って思った。
そういや犬吠埼の芝生で泣き喚いた記憶もあるなあ。

それ以降は、大学時代にロングライドで2回、社会人になってからもロングライドで2回。
合計5回の訪問で、その内、4回はロングライドだが、その全てが、帰りは輪行して電車で帰った。
でも今回は復路も自転車だから、ちょっとハードかな。

銚子駅前交番で、港の状況を聞いてみた。
やはり燃料高騰の影響で殆んどの漁船は港に係留されている、とのこと。

大変丁寧に、そして親切に街の案内をしてくれた警察官は、私が横浜から来たことを知ると、とても驚き、どういう経路で来たのか?どんな自転車に乗っているのか?何の仕事をしているのか?等、色々と話しかけてくれた。

普段は警察官の方と話す機会は殆んど無いが、自転車が縁で話が盛り上がる。
やっぱり自転車って不思議な乗り物だ。人との出会いも演出してくれるんだから。
こうした人の優しさに触れると、自転車の旅も更に楽しみが増しますね!!

清々しい潮の香りが食欲をそそる銚子駅前の商店街。

海産物屋、お寿司屋さん、定食屋など、地元の魚介類や名産を活かしたお店が軒を連ねていたが、この日は土曜日だったにも関わらず、人通りはまばら。
昨今の燃料高騰が影響しているの?それとも大変な猛暑だから?…外を出歩かないのかな?
何か食べようかとも思ったが、さすがにこんな猛暑だと食欲はあまりないッスね。
コンビ二のヴィダーインゼリーで軽く済ませました。
おぉ〜これは!!知ってる社員いるかな??

商店街をブラブラしてたら疲れたッス。
まだ復路の153kmが残っているから、少し休んで体力を回復させないと。
商店街のベンチで寝転がりました♪♪気持ちいい〜。

…ふぅ〜もう最高さ〜♪
この場所だが、屋根はなかったが、港から涼しい風が吹いてきて太陽の直射日光もあまり気にならなかった。
何分経ったのかなぁ。…何か…周りが騒がしいぞ。日光の下で寝ていたから、目を開けた瞬間、視界が暗いッス。

耳を澄ますと大好きな祭囃子の綺麗な音色が!
よく見ると威勢のいい若者達が、一軒一軒のお店の前で踊りや歌を披露していた。商売繁盛の祭囃子かな?
平和でいいなあ。しばらくの間、眺めてました。
港に行くと沢山の大型漁船が停泊していた。
銚子といえば日本有数の漁業の街。早く漁が出来るようになって街に活気が満ち溢れて欲しいッスね!!

そんなこんなでブラブラしてたらもう15時。
銚子駅前のコンコースでは輪行バッグに自転車を収納して、これから電車で帰ろうという自転車乗りが3名。
…何か自分だけ置いてけぼりになった様な気が…。
復路も150km以上あるから、平均25km/hで行ったとしても6時間かかる。つまり帰宅時間は21時になってしまう。
こりゃユックリしている場合じゃないね。早速帰りましょう。
アスファルトからの照り返しで、まるでサウナに居るような気がするッス。
猛烈な暑さが身体を包み込んだ。

頼りは自転車が起こしてくれる“風”だけ。
ペダルを漕いで漕いで漕ぎまくれ〜風を起こすのだ!!…って気張って見たけど、汗がナイアガラの滝状態だよ。
汗が目にしみ込んで痛〜い。
早く銚子港の潮風で身体をクールダウンしたい…ボトルの生ぬるいコーラを飲み干してペダルを踏み続けた。
<真夏の銚子…そこは潮風と人情溢れる心のふるさと>
銚子に近づくにつれ、それまでの田園風景とは一変し、緑豊かな眺めが広がる。
しかも濃い。色、香り、空気…あらゆるものがね。
昔の日本の夏って、こんな感じだったんだろうなあ…。そんな思いを強くする自転車からの眺めだった。

2kmほど進むと71号線(銚子旭線)と交差する船川のT字路に。あとはこの71号線を直進すれば銚子市の中心部だ。
平行して走る総武本線も絶妙に町に溶け込んでいる。
猛烈な暑さと、つんざく様なセミの鳴声、それにガンガンに熱くなった線路、三位一体となって夏を彩ってくれている。

この辺りには200〜300mおきに民家があるね。

『ここに住んでいる人たちは、生活が不便だろうなぁ』なんて考える自分は、まだ都会生活が抜けきってないね…。きっと、きっと素晴らしい暮らしだよ。
夜は縁側で、キンキンに冷えたビール片手に鈴虫の鳴声を肴に一寸一杯。
わぉ!考えただけで涼しくなってくるね!

この辺りで、自転車乗り数名と出会う。
久しぶりなので手を挙げて挨拶をしたら、向こうも返してくれた。
見知らぬ土地で見知らぬ自転車乗りと健闘を称えあう…これも自転車の醍醐味だね!
伊東商店。

中はクーラーが効いてて、マジで天国だった。ずっと居たかったな♪
おじいちゃん、ゴメンネ。
汗まみれで入ってきて、あれこれ尋ねてきた色黒の自転車乗り…僕です。
お仕事中大変失礼しました。
伊東商店は猿田神社の目の前にある風情あるお店だった。
地元のお酒や、お菓子、醤油など生活必需品はもちろん、お土産、浮き輪、麦藁帽子など品揃えはかなり豊富だった。
真っ黒に日焼けした私を見て、『わぁ〜凄い焼けてるねぇ、どこから来たの?…横浜!!それは凄いね』と驚き、氷の塊をくれたおじいちゃん…本当にありがとうございました。
我々自転車乗りは、こうした親切を糧に遠いところに行く力を得ているのです。
猿田神社。この鳥居、物凄い大きさ!!

踏み切りから見た猿田駅。屋根も改札口も無かった。まるで廃墟の様な駅だった。
線路を触ってみたら火傷しそう〜。目玉焼き作れます。

さあ、ここから銚子の中心部だ。
古いお屋敷や、神社が街並みをノスタルジックな雰囲気に演出してくれる。
銚子の街並みは本当に素晴らしい!

この日、至る所で祭りが行われていた。まるで、長い道のりを超えてやってきた私を歓迎してくれている様だった。

神輿を担いでる人も、見ている人も全員汗だく。この後のビール、確実に旨いよ。
頑張っている人や、熱い人達を見てると、元気を貰える様な気がするのは私だけだろうか。

13時過ぎ、銚子駅に到着〜。
駅前は相変わらずのんびりした雰囲気が漂ってて良かった。

銚子に初めて来たのは、5歳の時。父に連れられて犬吠埼まで行った。
銚子電鉄に乗った時に“なんて遅い電車なんだろう”って思った。
そういや犬吠埼の芝生で泣き喚いた記憶もあるなあ。

それ以降は、大学時代にロングライドで2回、社会人になってからもロングライドで2回。
合計5回の訪問で、その内、4回はロングライドだが、その全てが、帰りは輪行して電車で帰った。
でも今回は復路も自転車だから、ちょっとハードかな。

銚子駅前交番で、港の状況を聞いてみた。
やはり燃料高騰の影響で殆んどの漁船は港に係留されている、とのこと。

大変丁寧に、そして親切に街の案内をしてくれた警察官は、私が横浜から来たことを知ると、とても驚き、どういう経路で来たのか?どんな自転車に乗っているのか?何の仕事をしているのか?等、色々と話しかけてくれた。

普段は警察官の方と話す機会は殆んど無いが、自転車が縁で話が盛り上がる。
やっぱり自転車って不思議な乗り物だ。人との出会いも演出してくれるんだから。
こうした人の優しさに触れると、自転車の旅も更に楽しみが増しますね!!

清々しい潮の香りが食欲をそそる銚子駅前の商店街。

海産物屋、お寿司屋さん、定食屋など、地元の魚介類や名産を活かしたお店が軒を連ねていたが、この日は土曜日だったにも関わらず、人通りはまばら。
昨今の燃料高騰が影響しているの?それとも大変な猛暑だから?…外を出歩かないのかな?
何か食べようかとも思ったが、さすがにこんな猛暑だと食欲はあまりないッスね。
コンビ二のヴィダーインゼリーで軽く済ませました。
おぉ〜これは!!知ってる社員いるかな??

商店街をブラブラしてたら疲れたッス。
まだ復路の153kmが残っているから、少し休んで体力を回復させないと。
商店街のベンチで寝転がりました♪♪気持ちいい〜。

…ふぅ〜もう最高さ〜♪
この場所だが、屋根はなかったが、港から涼しい風が吹いてきて太陽の直射日光もあまり気にならなかった。
何分経ったのかなぁ。…何か…周りが騒がしいぞ。日光の下で寝ていたから、目を開けた瞬間、視界が暗いッス。

耳を澄ますと大好きな祭囃子の綺麗な音色が!
よく見ると威勢のいい若者達が、一軒一軒のお店の前で踊りや歌を披露していた。商売繁盛の祭囃子かな?
平和でいいなあ。しばらくの間、眺めてました。
港に行くと沢山の大型漁船が停泊していた。
銚子といえば日本有数の漁業の街。早く漁が出来るようになって街に活気が満ち溢れて欲しいッスね!!

そんなこんなでブラブラしてたらもう15時。
銚子駅前のコンコースでは輪行バッグに自転車を収納して、これから電車で帰ろうという自転車乗りが3名。
…何か自分だけ置いてけぼりになった様な気が…。
復路も150km以上あるから、平均25km/hで行ったとしても6時間かかる。つまり帰宅時間は21時になってしまう。
こりゃユックリしている場合じゃないね。早速帰りましょう。





