Wパンクでピンチ!ヤビツ峠〜宮ヶ瀬湖155kmロングライド
4時40分 清川村
後ろからガタガタという衝撃を感じながら…そして車体へのダメージを心配しつつ、時速8〜10kmのスローペースでさらに奥深い山道を進む。
マジ、お尻が痛いッス。
すると清川村に到達した。

こんな遅いスピードでしか進めない事が残念でならない。
全て下りなのだが、カーブが多くパンクした状態の後輪がその度にスリップする。
こんな場所で怪我したら大変だ。ハンドリングに集中した。

それにしても、この辺りの風景は凄い。神奈川県とは思えない。
特に印象的なのは道志川の渓流美。
渓流の清らかな流れに、心に澄み渡る涼やかな音。

パンクしたけど、クヨクヨもしょうがないよね。今までも色々なトラブルがあったけど、乗り越えてきたじゃないか!
今回も何とかなるはず。

せっかくなんだからこの自然を愉しもうぜぃ!
17時15分 宮ヶ瀬村・宮ヶ瀬湖
早速、駐在所で、近所に自転車があるか尋ねたが、ここには無いとのこと。
『20km先の厚木まで行かないとないでしょう…』とのことだった。

警察官が同情する表情を見せてくれたので、『厚木まで送ってくれますか』とお願いすれば、送ってくれたのかもしれない。
しかし変なプライドが湧き上がってきて『ここで車のお世話になったら自転車乗りのプライドが廃(すた)る』という気持ちになってしまった。
『大丈夫です、20km位なら何とか厚木まで行ってみます』と返答した自分がいた。
警察官は、駐在所の外まで出て見送ってくれた。
とは言ったものの『たかが20kmされど20km』だ。
このまま後輪がパンクした状態でサドルに座ったら、お尻にもう一つ穴が空いちゃうよ(笑)
尻の皮膚も骨もかなり痛くなってきたし…このガタガタをもっと軽くできないかな…。
思いついたのは『後輪タイヤの中に、使えなくなたチューブ3本を詰め込む』という方法だった。
早速、日も落ち始めた宮ヶ瀬村の道端で、その作業を…。

さて、その結果はどうか。
乗ってみると、これが思った以上に良かった。“ガタガタ”が、大分減少した。
ただスリップし易いのが気になるが…。これで厚木まで行くしかない。

宮ヶ瀬湖から厚木までは、清川村の街並み、別所温泉、かぶと湯温泉、飯山温泉の情緒溢れる温泉街などを通過する。しかも全て下り。
ペダルを漕ぐ必要が無いから助かったよ。
ところで…そういえば、今日はまだお昼ご飯食べてなかったな。

清川村の酒屋さんで腹ごしらえを。
バタードーナツにサマードーナツ、それに鮭おにぎりと護摩屋敷の湧き水という、見た目以上に贅沢なメニューだ。

この2つのドーナツ。サマードーナツは食べたが、もう一つは店の脇に居たお地蔵さんに差し上げた。
これからの道中、無事に帰れるよう祈って。
18時30分 厚木市
後輪のスリップが気になって、あまり景色は楽しめなかったが、清川村から厚木市内に至る県道71号線は風光明媚な景色に事欠かない。
車や徒歩だと何の変哲もない風景も、自転車だと不思議なほど心に残る。
10kmちょっとのスピードでも、この醍醐味は変わらない。

自分は根っからの自転車好きなんだ。
19時15分 本厚木駅前・サイクリングショップ
『Bici sport Japan(ビチ・スポルト・ジャパン)』
街のネオンが眩しい。やっと小田急線・本厚木駅の近くまで来ました〜。
20kmの道のりに、2時間もかかってしまった。
早速、自転車屋さんを探す。すると、ありました〜!!
こじんまりとしたお店だが、店内はかなりお洒落で凝った作り。
『すみませ〜ん。WOタイヤのチューブありますか〜?』
すると奥にいた店長さんが、直ぐに用意をしてくれた。
丹沢での出来事など事情を話すと、他にも異常は無いか点検をしてくれた。
店長のお名前は細野謙一さん。
日焼けした精悍な表情が印象的で、存在感のある方だった。
そのテキパキとした動きは、一瞬で安心感と信頼感を芽生えさせるプロの姿だった。
空気が4割程しか入らなかった前輪にも、充分な空気を入れてくれた。
しかも、これから夜を走るなら…と夜間走行用の蛍光灯も譲ってくれた。
店内にはMTB、BMXにクロスバイクなどが格好良く展示されいる。
細野さんセレクトの機能性、デザイン性、耐久性優れたモデルに違いない。
ちなみに、店名の“ビチ”とは、ビチクレッタ(bicicletta=イタリア語で自転車)のこと。
細野さんが以前、イタリアのピエモンテ州のトリノ、イブレアという地方都市を二週間放浪した際に、お世話になったカルロさんがやっていた自転車店”Bici Sport”の屋号を譲り受けたものだという。

この様な信頼できるサイクリングショップで自転車を買いたい!!と思わせられる細野さんとの出会いだった。
本当にありがとうございました!
Bici sport Japan(ビチ・スポルト・ジャパン)
→http://www.bici-sport-japan.com/index_bsj.html
22時00分 横浜の自宅に到着
夜の246号は危険だ。
15cm脇を大型トラックが走り抜ける。

風圧で体勢がぐらつくことも。
でも、空気が満杯のタイヤの有り難味を噛みしめながら、ペダルを漕ぐ。

途中、無事帰還を祝って、東名・横浜インターチェンジ側にある“万葉の湯”で、ひとっ風呂浴びた。
まさに天国だった。

大浴場の湯に入って分かったのだが、お尻の皮が赤くタダレ、湯につけると飛び上がるほど痛かった。
思わず前隠さず、後隠して湯船に浸かったさ…。

トラブルもあったけど、やっぱり無事に帰還出来たじゃないか。
大変だったけど、もうこの時点で、笑いながら語れる素晴らしい思い出に昇華していた。
そして今回は、人の優しさに助けられた事も心に残った。

だから自転車はやめられない。
次はどんな出来事、出会い、感動を演出してくれるのだろう。
アッ、今度はスペアタイヤきちんと点検します!!
後ろからガタガタという衝撃を感じながら…そして車体へのダメージを心配しつつ、時速8〜10kmのスローペースでさらに奥深い山道を進む。
マジ、お尻が痛いッス。
すると清川村に到達した。

こんな遅いスピードでしか進めない事が残念でならない。
全て下りなのだが、カーブが多くパンクした状態の後輪がその度にスリップする。
こんな場所で怪我したら大変だ。ハンドリングに集中した。

それにしても、この辺りの風景は凄い。神奈川県とは思えない。
特に印象的なのは道志川の渓流美。
渓流の清らかな流れに、心に澄み渡る涼やかな音。

パンクしたけど、クヨクヨもしょうがないよね。今までも色々なトラブルがあったけど、乗り越えてきたじゃないか!
今回も何とかなるはず。

せっかくなんだからこの自然を愉しもうぜぃ!
17時15分 宮ヶ瀬村・宮ヶ瀬湖
早速、駐在所で、近所に自転車があるか尋ねたが、ここには無いとのこと。
『20km先の厚木まで行かないとないでしょう…』とのことだった。

警察官が同情する表情を見せてくれたので、『厚木まで送ってくれますか』とお願いすれば、送ってくれたのかもしれない。
しかし変なプライドが湧き上がってきて『ここで車のお世話になったら自転車乗りのプライドが廃(すた)る』という気持ちになってしまった。
『大丈夫です、20km位なら何とか厚木まで行ってみます』と返答した自分がいた。
警察官は、駐在所の外まで出て見送ってくれた。
とは言ったものの『たかが20kmされど20km』だ。
このまま後輪がパンクした状態でサドルに座ったら、お尻にもう一つ穴が空いちゃうよ(笑)
尻の皮膚も骨もかなり痛くなってきたし…このガタガタをもっと軽くできないかな…。
思いついたのは『後輪タイヤの中に、使えなくなたチューブ3本を詰め込む』という方法だった。
早速、日も落ち始めた宮ヶ瀬村の道端で、その作業を…。

さて、その結果はどうか。
乗ってみると、これが思った以上に良かった。“ガタガタ”が、大分減少した。
ただスリップし易いのが気になるが…。これで厚木まで行くしかない。

宮ヶ瀬湖から厚木までは、清川村の街並み、別所温泉、かぶと湯温泉、飯山温泉の情緒溢れる温泉街などを通過する。しかも全て下り。
ペダルを漕ぐ必要が無いから助かったよ。
ところで…そういえば、今日はまだお昼ご飯食べてなかったな。

清川村の酒屋さんで腹ごしらえを。
バタードーナツにサマードーナツ、それに鮭おにぎりと護摩屋敷の湧き水という、見た目以上に贅沢なメニューだ。

この2つのドーナツ。サマードーナツは食べたが、もう一つは店の脇に居たお地蔵さんに差し上げた。
これからの道中、無事に帰れるよう祈って。
18時30分 厚木市
後輪のスリップが気になって、あまり景色は楽しめなかったが、清川村から厚木市内に至る県道71号線は風光明媚な景色に事欠かない。
車や徒歩だと何の変哲もない風景も、自転車だと不思議なほど心に残る。
10kmちょっとのスピードでも、この醍醐味は変わらない。

自分は根っからの自転車好きなんだ。
19時15分 本厚木駅前・サイクリングショップ
『Bici sport Japan(ビチ・スポルト・ジャパン)』
街のネオンが眩しい。やっと小田急線・本厚木駅の近くまで来ました〜。
20kmの道のりに、2時間もかかってしまった。
早速、自転車屋さんを探す。すると、ありました〜!!
こじんまりとしたお店だが、店内はかなりお洒落で凝った作り。
『すみませ〜ん。WOタイヤのチューブありますか〜?』
すると奥にいた店長さんが、直ぐに用意をしてくれた。
丹沢での出来事など事情を話すと、他にも異常は無いか点検をしてくれた。
店長のお名前は細野謙一さん。
日焼けした精悍な表情が印象的で、存在感のある方だった。
そのテキパキとした動きは、一瞬で安心感と信頼感を芽生えさせるプロの姿だった。
空気が4割程しか入らなかった前輪にも、充分な空気を入れてくれた。
しかも、これから夜を走るなら…と夜間走行用の蛍光灯も譲ってくれた。
店内にはMTB、BMXにクロスバイクなどが格好良く展示されいる。
細野さんセレクトの機能性、デザイン性、耐久性優れたモデルに違いない。
ちなみに、店名の“ビチ”とは、ビチクレッタ(bicicletta=イタリア語で自転車)のこと。
細野さんが以前、イタリアのピエモンテ州のトリノ、イブレアという地方都市を二週間放浪した際に、お世話になったカルロさんがやっていた自転車店”Bici Sport”の屋号を譲り受けたものだという。

この様な信頼できるサイクリングショップで自転車を買いたい!!と思わせられる細野さんとの出会いだった。
本当にありがとうございました!
Bici sport Japan(ビチ・スポルト・ジャパン)
→http://www.bici-sport-japan.com/index_bsj.html
22時00分 横浜の自宅に到着
夜の246号は危険だ。
15cm脇を大型トラックが走り抜ける。

風圧で体勢がぐらつくことも。
でも、空気が満杯のタイヤの有り難味を噛みしめながら、ペダルを漕ぐ。

途中、無事帰還を祝って、東名・横浜インターチェンジ側にある“万葉の湯”で、ひとっ風呂浴びた。
まさに天国だった。

大浴場の湯に入って分かったのだが、お尻の皮が赤くタダレ、湯につけると飛び上がるほど痛かった。
思わず前隠さず、後隠して湯船に浸かったさ…。

トラブルもあったけど、やっぱり無事に帰還出来たじゃないか。
大変だったけど、もうこの時点で、笑いながら語れる素晴らしい思い出に昇華していた。
そして今回は、人の優しさに助けられた事も心に残った。

だから自転車はやめられない。
次はどんな出来事、出会い、感動を演出してくれるのだろう。
アッ、今度はスペアタイヤきちんと点検します!!





