FUJIのピストバイクに決めました!
<チャリ通勤の醍醐味は帰り道にある>2つ目の話題は、最近ご無沙汰のチャリ通勤についてだ。
不完全燃焼だった5月のチャリ通勤。
とりわけ夜のチャリ通勤への渇望感が強まっている。都会を駆け抜け一陣の風になる。仕事から解放された開放感に、寄り道もし放題という興奮が心を高揚させ、ペダリングも快調になるのだ。
もちろん、日が長くなる6月以降になると、仕事が早めに終われば、夕焼け空の下を走り抜ける爽快感も満喫できる。
そんな自転車ツーキニストにとって東京、横浜は美しい夜景にこと欠かない贅沢な場所だ。
誰でも知っている有名な名所やランドマーク、スポットはもちろん。さらには、ガイドブックや他のサイクリング雑誌などでは、紹介されたことの無い、自分だけの秘密の名所を見つけ出すことも可能だ。
東京、横浜という大都会にも、夜になると静寂と穏やかな時間だけが支配する不思議な場所が、数え切れないほど存在するのだ。

これまで私は、ミニベロと共に数え切れない場所を自転車で訪れたが、本当に素敵で幻想的な風景と出会うことができた。今回は、その中から新緑が美しい今の時期お勧めの、夜の都会スポットを紹介したい。
思ってもみなかった感動と出会えるのが自転車。
普段は絶対に行かない場所に、この機会だからぜひ行って欲しい。
そこには、必ず人を感動させ夢中にさせる”何か”があるはずだから。
夜の都会スポットその1
「愛宕神社」

都心にヒッソリたたずむ由緒ある場所。
「出世階段」とも言われている85段の階段を登る。振り返ると絶壁に近い階段斜面が…。
商売繁盛、恋愛、結婚などの御利益があるとされ、時々、この階段を真剣な表情で登っている人を見かけることもある。

慶長8年(1603年)に、徳川家康の命によって祀られた、という境内は長い歴史を刻んできた荘厳な雰囲気が漂っている。手入れの行き届いた日本庭園に、鯉の泳ぐ綺麗な池、休憩もできるお茶屋さんなどが、狭い敷地に密集し、心を和ませる箱庭の様な雰囲気を醸し出している。

さらに人懐っこい三毛猫が、住み慣れた我が家の様に灯篭やお賽銭箱の上を歩き回っている。通称「チーコ」が、荘厳な愛宕神社の雰囲気を、和らげてくれている。一押しの寄り道スポットだ。

夜の都会スポットその2
「都市伝説・双子の東京タワー」
噂に聞いていた都市伝説、双子の東京タワー。
あのJAZZタクシーで有名になり、その存在が、まことしやかに囁かれていた双子の東京タワー。その存在を確認するべくチャリ通勤の度に探し回っていたのだが、やっと見つけました〜!!

都市伝説は本当でした。
夜の都会スポットその3
「JR鶴見線・海芝浦駅」
「関東の駅百選認定駅」でもある海芝浦駅。鉄道ファンの間では、とても有名な駅だ。
その訳はこの駅の立地にある。

駅のすぐ横は、なんと海。
そしてその先にはイルミネーションが美しい鶴見つばさ橋や、京浜工業地帯が見える。

この駅は、東芝の社員しか改札口を出ることが出来ないので、電車が発車するまではホームか、もしくは駅に隣接する公園で時間をつぶそう。横浜とは思えない、幻想的な時間を過ごせるはずだ。

*ちなみに海芝浦駅への行き方だが、駅は東芝の敷地内なので、自転車で海芝浦駅まで行くことができない。よって私は2つ前の浅野駅で自転車を止め、そこから鶴見線に乗って海芝浦駅まで行っている。

時間が止った様な不思議な体験ができるはずだ。
珍しい夜景は、これからも機会があれば紹介していきたい。
<新しい相棒を紹介します…FUJIピストバイク『TRACK』>
やっと今回の本題だ。
現在、私の愛車はキャノンデ−ルのトライアスロンバイクと、ルイ・ガノのミニベロの2台だが、来月7月にFUJI(フジ)のピストバイク『TRACK』 が、新たに相棒として加わることになった。

以前からピストバイクに注目していた。
昨年11月に、幕張メッセで開催された『サイクルモード2007』でも、様々なピストバイクを試乗した。その中でもFUJIのピストバイクが一番印象に残っていた。
このブログでも2回程コラムを書かせて頂いたが、仕事で毎日訪れる神谷町で、メッセンジャーが颯爽と乗りこなすスタイリッシュなピストバイクを、自分も乗りこなしてみたい! と思うようになった。
ビアンキ、トレック、ジャイアント、サーリー等の大手ブランドから、ナガサワ、アマンダと言った、こだわりのメーカーまで様々なピストバイクがある。
その中で、なぜ私はFUJIを選んだか。
それはこのブランドが辿った歴史が印象的で心に残ったのが、大きな要因だった。
FUJIは1899年に東京・京橋に創業した。
創業者・岡崎久次郎は日米商店と号し、取扱品目は探検電灯、医療電灯、机上電灯、手提用・自転車用電灯、盗難予報機等で、当時は自転車は扱っていなかった。
その後、主力商品を自転車にし、数々の名車を輩出。
日本国内の自転車レースでFUJIブランドの自転車に乗った選手が、優勝するなど、FUJIブランドは日本を代表する人気を誇った。
ところが戦後、国の荒廃と共に、業容が縮小して行き、自転車の生産を縮小。
機能・耐久性で数多くのプロレーサーから愛用され続けていたが、年を追うごとに、規模を縮小していき、2001年には欧州の販売会社に買収され、日本のブランド名を冠した海外ブランドとなったのだ。
しかし、およそ100年前から培ってきた、ピストバイクならではの乗り心地、スピード感は他メーカーのソレとは一味違う。100年前に日本人が日本人の為に作り始めたピストバイクのDNAが、海外で進化を遂げていた。そんなFUJIこそ、自分が乗ってみたいピストバイクに違いない!と確信したのだ。

上記の写真が今回、購入を決めたモデル。
この『TRACK』だが、大変な人気で現在、品切れ状態。7月中旬に入荷するとのこと。
しかも取り扱い店舗も少なく、小田原のショップでしか買えないそうだ。
もちろん7月の納車の時は、小田原からこのピストバイクに乗って横浜まで夏の湘南ライディングを愉しみながら帰ってきたい、と思う。
ピストバイク…他の自転車とは全く乗り心地の違う自転車だ。
シングルギアならではの踏み込みの良さ。シンプルなデザイン・機能が実現した乗りやすさ。
そんなピストバイクの楽しみ方については、今後紹介していきたいと思う。
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