トライアスロン人生、最も長い一日〜2008年宮古島トライアスロン体験記
12時間。
今回のレースに費やした時間だ。
全日本トライアスロン宮古島大会の出場は6回目となったが、最も過酷なものとなってしまった。
10年以上に渡るトライアスロン人生で、最も長い一日だった。
本当は、私のベストタイムを出したレースを紹介したかったけど…。
しかし今回、過去最低の記録を出したものの、突発的な身体の不調でヘロヘロになりながらもリタイヤせず、完走できたのは、沿道の熱い応援と、ボランティアの方達の献身的なサポート、そしてトライアスロンを愛する選手達の頑張りに影響されたおかげだ。
こんなに大勢の人達が、自らに課した目標を全うすべく、全力を尽くしている姿に、大いにエネルギーを注入された。
みんなと感動を分かち合いたい…。そういう強い気持ちで、力をふり絞った。

トライアスロンの醍醐味をまた違った形で知る事ができた。
よって今回は、敢えて、最も苦しく過酷で、そして素晴らしい体験もできたレースについて、綴ってみたい。
よって今回の『自転車に夢中』は、
“第24回全日本トライアスロン宮古島大会の体験記”にしてみた。
是非、トライアスロンをやっている方も、やっていない方もご覧頂き、時に“人生”にも例えられる“トライアスロン”の醍醐味を少しでも感じていただければ幸いだ。
レーススタートは午前7時。
ちょうど満潮の時刻と重なり、例年以上に波はなく、快適だった。
しかし、1.300mの折り返しからは、岸からの潮流で泳ぎづらかったが…。
だが、海の透明度と、泳ぎやすい温かな海水はいつも通りで、リラックスして3kmを泳ぎきることができた。
もちろん予定通り、小泉元首相もスターターとして大会の応援に来てくれ、バイクスタート時には、選手一人一人に手を振ってくれていた。

宮古島を1.5周する155kmのバイクコースは、五感を総動員して灼熱の太陽と自然、島の人達との触れ合いを満喫したい。
他のレースと比較して、宮古のバイクコースはアップダウンは少なく平坦。
走りやすいが155kmの半分は向かい風。
特に、来間大橋と池間大橋では、突風に煽られることもあり向かい風には悩まされる。
こう説明すると、宮古島のバイクはハードなコースと思われるかもしれないが、そんなことはない。
向かい風など忘れてしまうほどの美しい眺め、南国の香り、太陽の暑い日差しを愉しめる。
今レースで私は、100km地点まで…ちょうど島を一周して東急リゾートに戻ってくるまでは、好調だった。
東平安名崎の向かい風も城辺(ぐすくべ)のアップダウンも難なくクリアできた。
平均時速も35km/h前後は出ていた。
今、考えるとペースが速すぎたのかもしれないが、100km地点以降、今まで経験した事のない”疲労”と”眠気”が襲ってきた。
いつも通り15kmごとにバナナやメダリスト(栄養剤)、コーラを補給していたから、低血糖になるはずもないのに…。
あまりの眠気に耐えられず、バイク125km地点の池間大橋手前、狩俣のエイドステーション付近で、バイクから降りて農道の日影部分で横になった。
何だ…?この疲労感と眠気は…。
初めて体験する身体の異常に不安は増すばかりだ。
15分ほど目を閉じて横になったが、そのまま深い眠りについてしまいそうで、力を振り絞って起き上がったが、全身に力が入らない。
この時は、本当にどうしようか迷った。リタイヤも頭をよぎった。
何とかバイクにまたがり、先に進もうにもペダルに力が入らないから、時速20kmちょっとしか出ない…。
昨夜、寝付けのために飲んだ泡盛とオリオンビール…飲みすぎちゃったか?
いや、それよりも今年はレース前のトレーニングも、練習らしいことは殆んどできなかったから、それが原因だろう。
しかし今まで、トライアスロンレースは一度もリタイヤしたことがなかったので『今回も何とかなる』と思い込んでいたが、やはり甘くなかったッス…。
そんな状態だったが何とか池間島を一周し、頑張ってペダルを漕いでいたら、少しづつ体力が回復してきた。
得意のランになれば、這ってでもゴールするつもりだったから、力を振り絞ってバイクを漕ぎ続けた。
そんな時に、いつも以上に嬉しかったのが沿道の応援と、ボランティアのサポートだった。
フラフラの私にボランティアの方や、まだ小さな女の子に、男の子が一生懸命バナナやサンドウィッチ、黒糖、そしてコーラ、アクエリアスなどの飲み物を渡してくれる。
もちろん、その全てがマジで美味しい!
渡してくれた子供が天使に見えた。
あの時の食べ物や飲み物には、渡してくれた人達の気持ちも込められていたと思う。
だから今回、完走できたのだと確信している。
本当は、私のベストタイムを出したレースを紹介したかったけど…。
しかし今回、過去最低の記録を出したものの、突発的な身体の不調でヘロヘロになりながらもリタイヤせず、完走できたのは、沿道の熱い応援と、ボランティアの方達の献身的なサポート、そしてトライアスロンを愛する選手達の頑張りに影響されたおかげだ。
こんなに大勢の人達が、自らに課した目標を全うすべく、全力を尽くしている姿に、大いにエネルギーを注入された。
みんなと感動を分かち合いたい…。そういう強い気持ちで、力をふり絞った。

トライアスロンの醍醐味をまた違った形で知る事ができた。
よって今回は、敢えて、最も苦しく過酷で、そして素晴らしい体験もできたレースについて、綴ってみたい。
よって今回の『自転車に夢中』は、
“第24回全日本トライアスロン宮古島大会の体験記”にしてみた。
是非、トライアスロンをやっている方も、やっていない方もご覧頂き、時に“人生”にも例えられる“トライアスロン”の醍醐味を少しでも感じていただければ幸いだ。
レーススタートは午前7時。ちょうど満潮の時刻と重なり、例年以上に波はなく、快適だった。
しかし、1.300mの折り返しからは、岸からの潮流で泳ぎづらかったが…。
だが、海の透明度と、泳ぎやすい温かな海水はいつも通りで、リラックスして3kmを泳ぎきることができた。
もちろん予定通り、小泉元首相もスターターとして大会の応援に来てくれ、バイクスタート時には、選手一人一人に手を振ってくれていた。

宮古島を1.5周する155kmのバイクコースは、五感を総動員して灼熱の太陽と自然、島の人達との触れ合いを満喫したい。
他のレースと比較して、宮古のバイクコースはアップダウンは少なく平坦。
走りやすいが155kmの半分は向かい風。
特に、来間大橋と池間大橋では、突風に煽られることもあり向かい風には悩まされる。
こう説明すると、宮古島のバイクはハードなコースと思われるかもしれないが、そんなことはない。
向かい風など忘れてしまうほどの美しい眺め、南国の香り、太陽の暑い日差しを愉しめる。
今レースで私は、100km地点まで…ちょうど島を一周して東急リゾートに戻ってくるまでは、好調だった。
東平安名崎の向かい風も城辺(ぐすくべ)のアップダウンも難なくクリアできた。
平均時速も35km/h前後は出ていた。
今、考えるとペースが速すぎたのかもしれないが、100km地点以降、今まで経験した事のない”疲労”と”眠気”が襲ってきた。
いつも通り15kmごとにバナナやメダリスト(栄養剤)、コーラを補給していたから、低血糖になるはずもないのに…。
あまりの眠気に耐えられず、バイク125km地点の池間大橋手前、狩俣のエイドステーション付近で、バイクから降りて農道の日影部分で横になった。
何だ…?この疲労感と眠気は…。
初めて体験する身体の異常に不安は増すばかりだ。
15分ほど目を閉じて横になったが、そのまま深い眠りについてしまいそうで、力を振り絞って起き上がったが、全身に力が入らない。
この時は、本当にどうしようか迷った。リタイヤも頭をよぎった。
何とかバイクにまたがり、先に進もうにもペダルに力が入らないから、時速20kmちょっとしか出ない…。
昨夜、寝付けのために飲んだ泡盛とオリオンビール…飲みすぎちゃったか?
いや、それよりも今年はレース前のトレーニングも、練習らしいことは殆んどできなかったから、それが原因だろう。
しかし今まで、トライアスロンレースは一度もリタイヤしたことがなかったので『今回も何とかなる』と思い込んでいたが、やはり甘くなかったッス…。
そんな状態だったが何とか池間島を一周し、頑張ってペダルを漕いでいたら、少しづつ体力が回復してきた。
得意のランになれば、這ってでもゴールするつもりだったから、力を振り絞ってバイクを漕ぎ続けた。
そんな時に、いつも以上に嬉しかったのが沿道の応援と、ボランティアのサポートだった。
フラフラの私にボランティアの方や、まだ小さな女の子に、男の子が一生懸命バナナやサンドウィッチ、黒糖、そしてコーラ、アクエリアスなどの飲み物を渡してくれる。
もちろん、その全てがマジで美味しい!
渡してくれた子供が天使に見えた。
あの時の食べ物や飲み物には、渡してくれた人達の気持ちも込められていたと思う。
だから今回、完走できたのだと確信している。








