愛車

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2008/02/29

今年初のロングライド・横浜〜山中湖のはずが…

13時10分 道志小学校
このロングライド最大の難所、山吹峠までおよそ7km地点だ。
山中湖までは10kmほど。

しかし、一向に風が止む気配はなく、ますます強くなってくる。

ちょっと心配になってきた。
その時、道端におじいちゃんがいたので、この先の状況を尋ねてみることにした。

『すいませ〜ん。山中湖まで行くんですが、山吹峠まで道路は大丈夫ですか〜?』
『あ〜、この天気だと荒れるかもしれんなぁ。お宅は競輪の選手かい?どこから来たんだ?』

『はい。横浜の鶴見から来ました。』
『じゃあ、今日は山中湖に泊まるのかね?』

『いいえ〜。今日中に横浜に帰ります』
『それは大変だ。ところで鶴見に○△議員さん、おるだろ。知り合いなんだ。ここ数年は会ってないが…。ちょっと家で一休みしていきなさい』

『え!?いいんですか。ありがとうございます♪』

と、いうことで図々しい私は、急遽予定を変更し、偶然、知り合ったSさんのご自宅でお茶を頂くことに。
それにしても立派なお屋敷だった。中は木のいい香りがして、歴史を感じさせる造り。

堀ごたつで、おじいさんと二人で語り部だ。
道志村の村長や、教育長を歴任されていたそうで、現在は“道志村の明日を創る会”と
“東富士七里太鼓保存会”の会長をされているそうだ。
82歳なのに、凄い!しかもお若く見える。
温かいお茶にバナナ、みかんを頂きながら、ついつい長話をしてしまい…気が付くと14時半を回っているではないか。

『おじいさん、ありがとうございました。今日はこの辺で失礼させて頂きます。
本当にありがとうございました。次に来るときもご迷惑でなければ立ち寄らせて頂きますね。』
『気をつけて。またくる時は連絡してな』

私の自宅と職場の連絡先を書いたメモを、おじいさんに渡し、再び道志みちに戻った。
でも、まさか、こんな場所で素晴らしい出会いがあるなんて!
次に山中湖に行く時の愉しみが一つ増えた。

14時40分 一路、横浜へ
残り10kmだったが、山中湖に行くことを諦めた。
理由は2つ。
おじいさんの家で寛いでしまい、日が暮れるまで、もう時間がない事。
そして風が猛烈に強くなり、さらに、みぞれ交じりの雨が降ってきたからだ。

携帯の気象情報でも『今日は春一番で各地に被害が…』のニュースが。
横浜までの復路は90kmほど。ちょっと急いで帰ろう。


15時50分 津久井湖
かなり間を端折って…。
復路の道志みちは、殆んどがダウンヒル(下り)だったので足の負担は減ったが、その分、風の冷たさを感じることになり、かなり体が冷えた。
途中、補給食の大福を食べたのだが、口がかじかんで上手く動かせず、食べるのに苦労した。

津久井湖で、ワンショット撮ってみたが、この直後、自転車が強風でガッシャ〜ンと倒れてしまった。

16時35分 JR相模原駅近辺
そんなこんなで国道16号線にたどり着いたのが16時半すぎ。

あとはひたすら横浜まで南下するのみ。
しかし、横風が吹くとふらつき、向かい風ではヘルメットが飛んでしまいそうになる。
もの凄い風だ〜。
もう耐え難い寒さ。鼻水も止まらない。
くしゃみまで出てきた。
コンビ二でホッカイロを三つ買い、お尻とお腹、首元に付けた。
これは温かい。かなり体力も回復した。

18時00分 JR新横浜駅
ここまで来れば、たとえ自転車がパンクしても、持って帰れる距離だから安心。
でも、もうヘロヘロ…。

ネオンが眩しい。駅ビルの新築工事の影響で、歩道が渡れず歩道橋まで自転車を担いだ

18:40 無事帰宅
冷え切った身体で、温かい湯船にどっぷり浸かることの幸せは毎晩感じるが、この日ほど、心地いいお風呂に入れた、と感じたのは久しぶり。

目を閉じて、今日のライディングを思い返す。
山中湖まで行けず、強風に苦しめられたが、おじいさんとの出会いもあり、素晴らしいロングライドになった。
やっぱり自転車は最高だ〜。
次こそ、山中湖にある『小作』で”ほうとう”を食べよう。

風呂あがり、カレーを3人分食べて、泥の様に眠りについたことは言うまでもない。

ところで、最後に一句…。
『”甲斐の国”とかいて”誰もが行きたがる”ととく。その心は…行き甲斐がある!』
座布団はいくつ?


今回の携行品は以下の通り。
(1) スペアタイヤ3本
(2) 空気入れ
(3) お金、キャッシュカード、クレジットカード
(4) 携帯電話、デジタルカメラ
輪行バッグは携行しなかった。

ちなみに、今回のロングライドで、改めて学んだことがある。
それも以下に紹介しよう。
(1) 山の天気は変わりやすい。特に2月ともなればなおさらだ。フェイスマスクやホッカイロ。
   それに手袋と靴下は厚手のモノを身につけるようにしたい。
(2) 時間にはゆとりを持つこと。焦って思わぬ危険を招くこともある。第一、自転車はストレス
   解消になるもので、溜めるのもではない。
(3) 花粉対策。丹沢山系には杉の木が沢山あるので、花粉対策は欠かさずに。
   しかし薬は絶対に飲んでは駄目。眠くなり走行に集中できなくなる。マスクや、事前の
   通院で対策を立てておきたい。





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