これぞ湘南スタイル!〜ビーチクルーザー
ところで、肝心の本題であるが、今回はこのサーフィンとつながりの深い自転車について話してみたい。
湘南サーファーが駐車場やサーフショップなどから、サーフポイントまで行くのに必ず使用する自転車がある。

アメリカ生まれの“ビーチクルーザー”と言い、大柄の車体にツートン柄やピンストライプのポップなペイント、もしくはオリジナリティーを出すためのステッカーを貼ったり、グリップを交換したりと、アメ車のカスタムチューニングのように親しまれている自転車だ。
中心価格帯は3〜5万。
湘南界隈で最も多く目にする自転車である。
まさに湘南を象徴する自転車といっていいだろう。



さてこのビーチクルーザー、我々が都会で愛用しているロードバイクやマウンテンバイク、タウンバイクなどの自転車と違うのは、その派手なデザインだけではない。
外見からは想像もつかない”さすがはサーファーに愛用されている!”と納得させられる機能がこの自転車にはあるのである。
まず湘南界隈では、道路上に砂がまかれていることが多い。もちろんサーフポイントに至るまでの海岸沿いの道は砂利道と化しているのだが、そんな滑りやすい砂道も難なく走れる太いタイヤを備えているのが大きな特徴だ。
さらに、片手にサーフボードを抱えていてもコースターブレーキ(足で掛けるブレーキ。ペダルを逆回転させると止まる仕組み)で安全に止まることが出来るなど、まさにサーファーの要求に100%応えている自転車なのである。
よって湘南では『サーフィン=自転車=ビーチクルーザー』という構図が成り立つほど普及している。
さらにこれも湘南ならではのグッズであるが、別売りの自転車用のサーフボードキャリアを装着すれば、それこそ上級サーファーの仲間入り。


最近では、このビーチクルーザーを、湘南に訪れた観光客に貸し出ているお店もあり、サーファー以外の人がビーチクルーザーを愛用するケースが増えてきている。
その大きな理由として、例えば、湘南の景色を楽しむのであれば、134号線を車で走っていても防砂林に阻まれ江ノ島や烏帽子岩に富士山などをウォッチングすることはできない。

134号線と並行して走っている海岸沿いのサイクリングロードを自転車で、サザンビーチを起点に辻堂〜藤沢〜江ノ島に向け、自転車と一緒に走れば、時と共に変わり、二度と同じ表情を見せない海の様々な風景に陽光、色、風、潮の香り、波の音などを堪能することができる。
しかしこのサイクリングロードが案外に曲者。
海岸からの風により、砂が道に敷きつめられ、ロードバイクやミニベロなどで走るとスリップや、チェーンに砂を巻き込むことがあり、これらの自転車で湘南のサイクリングロードを走るのはあまりお勧めできないのが現状だ。
しかし、このビーチクルーザーなら太いタイヤで砂利道も快適に勧めるし、安定感のある構造は安全・安心に湘南のサイクリングを楽しめるようになっている。
最近では、このビーチクルーザーがサーファー以外の湘南近辺に住んでいる人達や、全国の自転車ファンが、湘南のお店にしか売っていないビーチクルーザーを通信販売などで買い求めるケースが増えているそうだ。
この様に、湘南では確固たる地位を築いているビーチクルーザーだが、アメ車のようなゴージャスな乗り物で、ソファーに座っているようにリラックスして乗るのがクールと言われている。
故に機能的な部分(ギア変速機能が少ない、フレーム重量が重たいなど)が多少犠牲になっているのも否めないが、この自転車は、私たち自転車乗りが忘れかけている大切なことを教えてくれてもいるようだ。
それは本来、自転車と一緒に実現できる
『急がず、慌てず、のんびりと、気持ちよく乗る!』こと。
現代の日本の環境、風土、常識が身に染み付いてしまっている我々は、自転車にも速さや軽さなど様々な機能を求めすぎているのでは?と感じることがある。
移り変わる風景と共に、体中に心地よい風が吹きぬけ、色々思いを巡らせることができる。
そしてさらに人生を振り返る機会を与えてくれることこそ自転車の素晴らしい点だと考えている私にとって、自転車本来の乗り方を思い出させてくれるこのビーチクルーザーは、クールな奴だと改めて思うのだ。
今もう一度、自転車との暮らしを振り返ってみよう…そう思わせる湘南スタイルとの出会いだった。
湘南サーファーが駐車場やサーフショップなどから、サーフポイントまで行くのに必ず使用する自転車がある。

アメリカ生まれの“ビーチクルーザー”と言い、大柄の車体にツートン柄やピンストライプのポップなペイント、もしくはオリジナリティーを出すためのステッカーを貼ったり、グリップを交換したりと、アメ車のカスタムチューニングのように親しまれている自転車だ。
中心価格帯は3〜5万。
湘南界隈で最も多く目にする自転車である。
まさに湘南を象徴する自転車といっていいだろう。



さてこのビーチクルーザー、我々が都会で愛用しているロードバイクやマウンテンバイク、タウンバイクなどの自転車と違うのは、その派手なデザインだけではない。
外見からは想像もつかない”さすがはサーファーに愛用されている!”と納得させられる機能がこの自転車にはあるのである。
まず湘南界隈では、道路上に砂がまかれていることが多い。もちろんサーフポイントに至るまでの海岸沿いの道は砂利道と化しているのだが、そんな滑りやすい砂道も難なく走れる太いタイヤを備えているのが大きな特徴だ。
さらに、片手にサーフボードを抱えていてもコースターブレーキ(足で掛けるブレーキ。ペダルを逆回転させると止まる仕組み)で安全に止まることが出来るなど、まさにサーファーの要求に100%応えている自転車なのである。よって湘南では『サーフィン=自転車=ビーチクルーザー』という構図が成り立つほど普及している。
さらにこれも湘南ならではのグッズであるが、別売りの自転車用のサーフボードキャリアを装着すれば、それこそ上級サーファーの仲間入り。


最近では、このビーチクルーザーを、湘南に訪れた観光客に貸し出ているお店もあり、サーファー以外の人がビーチクルーザーを愛用するケースが増えてきている。
その大きな理由として、例えば、湘南の景色を楽しむのであれば、134号線を車で走っていても防砂林に阻まれ江ノ島や烏帽子岩に富士山などをウォッチングすることはできない。

134号線と並行して走っている海岸沿いのサイクリングロードを自転車で、サザンビーチを起点に辻堂〜藤沢〜江ノ島に向け、自転車と一緒に走れば、時と共に変わり、二度と同じ表情を見せない海の様々な風景に陽光、色、風、潮の香り、波の音などを堪能することができる。
しかしこのサイクリングロードが案外に曲者。海岸からの風により、砂が道に敷きつめられ、ロードバイクやミニベロなどで走るとスリップや、チェーンに砂を巻き込むことがあり、これらの自転車で湘南のサイクリングロードを走るのはあまりお勧めできないのが現状だ。
しかし、このビーチクルーザーなら太いタイヤで砂利道も快適に勧めるし、安定感のある構造は安全・安心に湘南のサイクリングを楽しめるようになっている。
最近では、このビーチクルーザーがサーファー以外の湘南近辺に住んでいる人達や、全国の自転車ファンが、湘南のお店にしか売っていないビーチクルーザーを通信販売などで買い求めるケースが増えているそうだ。
この様に、湘南では確固たる地位を築いているビーチクルーザーだが、アメ車のようなゴージャスな乗り物で、ソファーに座っているようにリラックスして乗るのがクールと言われている。故に機能的な部分(ギア変速機能が少ない、フレーム重量が重たいなど)が多少犠牲になっているのも否めないが、この自転車は、私たち自転車乗りが忘れかけている大切なことを教えてくれてもいるようだ。
それは本来、自転車と一緒に実現できる
『急がず、慌てず、のんびりと、気持ちよく乗る!』こと。
現代の日本の環境、風土、常識が身に染み付いてしまっている我々は、自転車にも速さや軽さなど様々な機能を求めすぎているのでは?と感じることがある。
移り変わる風景と共に、体中に心地よい風が吹きぬけ、色々思いを巡らせることができる。
そしてさらに人生を振り返る機会を与えてくれることこそ自転車の素晴らしい点だと考えている私にとって、自転車本来の乗り方を思い出させてくれるこのビーチクルーザーは、クールな奴だと改めて思うのだ。
今もう一度、自転車との暮らしを振り返ってみよう…そう思わせる湘南スタイルとの出会いだった。






