ハッチバックにちょっと背高のプラス、ミニバン・スタイルのトゥーラン……。バリエーション豊かなゴルフに新型ヴァリアント登場です。
国内市場はここ数年ミニバン・ブームが続いている。先日もトヨタのベストセラー・ミニバンであるノア/ヴォクシーのニューモデルが発表されたばかり。迎え撃つのはニッサンのセレナやホンダ・ステップワゴン。もうひとつ上のクラスではトヨタのエスティマやアルファード、ホンダ・オデッセイ、ニッサンのエルグランドなどが激しい競争を繰り広げている。夏のボーナスを当て込んだTV−CMもガンガン流れているし、自動車の購入ガイドをメイン企画にしたムック本などでは、必ずと言っていいほどミニバンの紹介記事が巻頭を飾っている。核家族化が進む中、なぜかファミリーカー=ミニバンという図式ができあがっているようだ。実際近所のスーパーマーケットの駐車場でもミニバンをみかけることが多い。どの奥様ドライバーも慣れたハンドル捌きで駐車しているが、中には何度も何度も切り返して漸く完了(でもちょっと曲がっていたりして)、という奥様もいらっしゃる。ま、こういうクルマの近くには愛車を駐めない方が無難、無難。

現行のゴルフ・ワゴンは2000年2月から発売されている2代目で、ゴルフ4がベース。国内では約7年間で4万6500台の販売実績を残す輸入コンパクトワゴンの人気モデル。新型は呼び名を“ワゴン”から本国と同じ“ヴァリアント”へと変更、ゴルフ5をベースに開発されている。ボディサイズは全長4565mm×全幅1785mm×全高1530mmで、2代目に比べ全長で165mm、全幅で50mm拡大。ラゲッジルームもゴルフ・ワゴンの歴代最大となる505Lの大容量を誇っている。リヤシートはフラットなスペースを可能にするダブルフォールディング式を採用し、テールゲートからフロントシートバックまで1700mmの長さ(最大幅1290/最大容量1495L)を持つスペースを生み出すことができる。

フロントフェイスはベースとなったゴルフ5を受け継ぐもので、クロームのワッペングリルがこのニューモデルのキャラクターを印象づけている。サイドビューではフロントからリアへと伸びやか続くショルダーラインがエレガントなイメージを演出。また2代目に比べDピラーに傾斜をもたせることで、スポーティなイメージをも与えている。全体の印象として、この3代目では1クラス上の上質さを感じさせるエクステリアとなっている。





