初お披露目からわずか1年。マイクロプレミアムカー「iQ」デビュー!
昨年9月のフランクフルトモーターでデビュー。引き続き東京モーターショーでもお披露目されたトヨタiQが、約1年という異例のスピードで市販モデルとなりました。発売は11月20日から。

兼ねてから噂でもあり、話題にもなっていたトヨタiQ。すでにニュースなどでご覧になられた方もいらっしゃると思います。トヨタ曰く「超小型ボディに、卓越した性能を凝縮し高い質感を備えた“マイクロプレミアム”カー」として、まったく新しいカテゴリーのクルマが誕生したといっても過言ではないでしょう。
なにせ全長2985ミリ×全幅1680ミリ×1500ミリ、ホイールベース2000ミリという“マイクロ”なボディに4名乗車を可能にした“超”が付く高効率パッケージが最大の特徴です。ここ最近このブログで紹介してきた軽自動車は限られた空間で広さを競い合っていますが、このiQはそんな軽自動車たちとは少し違った存在。先輩格であるスマートとも、一線を画している気がします。
内外装のデザインは巻き貝や波紋など、自然界の造形美をモチーフにボディラインや面を形成。超コンパクトなボディながら強く独特の存在感を放っています。プリウスもそうですが、トヨタってこういった先進的なコンセプトを持ったクルマのデザインが上手いと思います。ピッタリはまっているというか……。
気になるのは、本当に4人乗れるのかどうかですよね。元同僚と前後シートに座ってみたのですが、後席乗員のニースペースを稼ぐには、前席乗員はシートを前にスライドしなければなりません。ダッシュボード下部がかなり“掘ってある”ので想像以上に窮屈ではありませんでしたが、それでもほんの少しの我慢は強いられます。これは助手席側での話。ドライビングポジション優先の運転席側ではかなり制約された空間になりました。大人3人+子ども1人というトヨタの説明どおりです。ただ、実際に走行してみないとわかりませんが、3名以上乗車して箱根往復といわれたら遠慮申し上げたいところです。しかしながら、極小サイズでの効率化はお見事なもので、なんでも6つの手法を用い実現しているのだそうです。
その6つの手法とは、
その1 エンジンよりタイヤが前にあってフロントオーバーハングを短縮
その2 エンジンルームをコンパクト化
その3 フラットな燃料タンクを床下収納しリアのオーバーハングを短縮
その4 前席シートバックを薄型化
その5 エアコンを大幅に小型化
その6 助手席側のインストルメントパネルを前に出し、助手席側のスライド量を
拡大することで後部席にスペース確保
というふうに、スペースマジックを随所で展開しています。






