気軽で簡単バイクキャンプ。
世の中すべてのことは、休みなく進歩しているものと信じていたのですが、これが大間違いでした。
いつも遊びに行くバイク屋さんで、今流行のかっこいい大型バイクのエンジンを分解していました。
ピカピカの新エンジンは分解され、むき出したギヤ類もオイル漬けの部品も光っています。でも、アレッ?と思わず声がでました。外見は新型なのに、中身は20年前に見た部品があり、構造も変わっていないのです。

答えは簡単でした。これ以上このバイクを進歩させて性能を上げても、ライダーの運転技量が追いつかないのです。20年前でも十分な性能がすでにあったのです。これはバイクに限らず車でも同じです。
バイクのハイブリット仕様や電気バイクもでるでしょうが、ますます静かでスムースなバイクに進歩するでしょう。荒っぽくて扱いにくいバイクに退歩してもいいなあ?。
バイク屋さんに行ったのは、キャンプに行くためのバイク整備のためです。毎年8月の中旬に、全国大会と称して日本のどこかにバイクで集まって、キャンプをする会がもう30年近くも続いています。
キャンプ大会をしようと、バイク雑誌で呼びかけたのが始まりで、全国から100名以上集まった第一回の全国大会は、キャンプブーム前の誰もいない琵琶湖湖畔でした。
毎年変わる開催会場は、遠方は盛岡や広島など関東発だと早朝出発して一日中走り通して真夜中着など、かなりハードなスケジュールもありました。
会場設定は地元の会員がしてくれるので、観光情報にはない地元人だけが知っている、山奥の素朴なキャンプ場などにお目にかかれ、こんな日本もあったんだ、と感激したことは何度もあります。
30年前の参加者のほとんどは学生でした。キャンプ道具満載のバイクで日本中を駆け回っているうちに、社会人から立派な父や母となり、今や子供を連れたファミリー単位の参加が多くなっています。
バイクが趣味というだけなのに、年一回のご対面が楽しみな今年の全国大会は、福井県のどこか?とすでに連絡がきています。キャンプといってもあまり荷物を積めないバイクでは、用品不足でかなり忍耐するものがあると思われていますが、と〜んでもございません。スポーツバッグ1個の中に最低限のキャンプ用品を詰め込むことができるのです。大きな荷物となるテントやシュラフでも、一人用ならばどちらも1000mlペットボトルより小さくたたんで収納でき、その他の用品も小さくコンパクトになります。さらにレトルト食品やコーヒーなど加えても、スポーツバッグに楽々入り、テントの中に敷くグランドシート、携帯いすとゴムぞうりをバッグの上にロープでしばったら、即全国大会に出発します。キャンプを続けたいのなら、食品補給と洗濯をすれば、この装備で何日間もキャンプ泊は可能です。
車やキャンピングカーだと、なんでも積めるので、家にいるときと変わらない便利で楽しいキャンプができてしまいます。普段の生活の延長は無視して、不便だけれどのんびりした、非日常的なバイクキャンプを、これからも続けますよ〜っ!。





