真夏の鈴鹿8時間耐久レース!
自分が乗ってるバイクと同じ恰好のレーサーが、TV中継でサーキットを走っているとなぜかうれしいもです。自分のバイクもレーサーと同じで速い気がするものですが、それは大きな錯覚ですよ。
メーカー製レーサーは、姿や形は市販車とまったく同じに見えても、使われている部材など軽くて丈夫な超高級材をふんだんに使います。小さな特注部品一個だけで、新車が10台買えるくらい超高価なレーサーです。
車もバイクも、レーサーと市販車は同じに見えても、すべてが全くの別物なのです。趣味の改造バイクで街中をぶっ飛んでいるうちに物足りなくなり、アクセル全開でもスピード取り締まりのない、サーキットを走る本格的なレースに出てみたくなるのは人情?というモノです。
例年7月末の日曜日に三重県の鈴鹿サーキットで「鈴鹿8時間耐久レース」が行われています。通称8耐はメーカーも参戦する国際レースですが、その前の前座でだれでも参加できる4時間耐久レースもあります。
だれでも参加できるといっても、簡単ではなくカネもヒマもかり、市販車を改造して4時間アクセル全開で走る過酷なレースです。この4耐に挑戦したことがあります。
まず市販車のエンジンやフレームも完全にバラバラにして、レーサー作りから始めます。
場所、技術、経験、大金と、とても一人ではできない作業です。メカニック担当になったバイク店には、いつも数人の好き者が集まり、徹夜の改造作業が一週間も続きました。
それでもレース出発時にはまだ作業は終わっていません。寝不足のままレーサーを車に積んで、夜中に鈴鹿まで走った6時間の運転はつらかったです。
4耐には全国から数百台のレーサーが集合します。改造マニアは多いですよ。これだけの数が集まると予選があり、予選落ちをするとこのまま帰ることになります。
我がチームはかなり速かったので期待していたのに予選落ちです。なにしろ同じような性能が多くて、予選タイムの42秒と43秒のタッタ1秒間の間に、ナント82台も
入っているのです。我がチームはなんと1000分の4秒差で予選落ちでした。
みんなが注目する8耐は、梅雨明けの暑い日でした。観客10万人の大きなイベントです。8耐のライダーは、1時間交替で8時間を走りきるのです。路面温度が50度を超える灼熱地獄の中を、上下の革つなぎを着込んで、極度の緊張の中を1時間も走るのです。
このときは観客席ではなく、ライダー交代やマシン整備が、目の前で見えるピット側で観戦していました。時間が来て続々とライダー交代が始まりました。
日本人ライダーは交代と同時に、全員が暑さと極度の疲労でピット内に倒れ込んできます。ヘルメットも革つなぎも脱がせてもらい、エアコン前に死んだように横たわって動きません。
8耐は国際レースなので、一流外人ライダーも参戦しています。彼らは1時間交替でピットインしても、汗もかかずに平気な顔して革つなぎを自分で脱ぎ、上半身裸になってレースクイーンのお嬢さんに冗談を言っています。
「3回目の交代をしてから15分間はわかって走っているけど、それから先は意識はないな」と日本人ライダーは言ってました。これでは勝てません。この体力の差はなんなのでしょうか?
メキシコのバハ1000でもそうでしたが、耐久レースは体力勝負です。世界に飛び出す日本人の若者よ、テクニックよりも、もっともっと体力も持久力もつけろ!と叫びたくなります。
車もバイクも、レーサーと市販車は同じに見えても、すべてが全くの別物なのです。趣味の改造バイクで街中をぶっ飛んでいるうちに物足りなくなり、アクセル全開でもスピード取り締まりのない、サーキットを走る本格的なレースに出てみたくなるのは人情?というモノです。
例年7月末の日曜日に三重県の鈴鹿サーキットで「鈴鹿8時間耐久レース」が行われています。通称8耐はメーカーも参戦する国際レースですが、その前の前座でだれでも参加できる4時間耐久レースもあります。だれでも参加できるといっても、簡単ではなくカネもヒマもかり、市販車を改造して4時間アクセル全開で走る過酷なレースです。この4耐に挑戦したことがあります。
まず市販車のエンジンやフレームも完全にバラバラにして、レーサー作りから始めます。
場所、技術、経験、大金と、とても一人ではできない作業です。メカニック担当になったバイク店には、いつも数人の好き者が集まり、徹夜の改造作業が一週間も続きました。
それでもレース出発時にはまだ作業は終わっていません。寝不足のままレーサーを車に積んで、夜中に鈴鹿まで走った6時間の運転はつらかったです。
4耐には全国から数百台のレーサーが集合します。改造マニアは多いですよ。これだけの数が集まると予選があり、予選落ちをするとこのまま帰ることになります。
我がチームはかなり速かったので期待していたのに予選落ちです。なにしろ同じような性能が多くて、予選タイムの42秒と43秒のタッタ1秒間の間に、ナント82台も
入っているのです。我がチームはなんと1000分の4秒差で予選落ちでした。みんなが注目する8耐は、梅雨明けの暑い日でした。観客10万人の大きなイベントです。8耐のライダーは、1時間交替で8時間を走りきるのです。路面温度が50度を超える灼熱地獄の中を、上下の革つなぎを着込んで、極度の緊張の中を1時間も走るのです。
このときは観客席ではなく、ライダー交代やマシン整備が、目の前で見えるピット側で観戦していました。時間が来て続々とライダー交代が始まりました。
日本人ライダーは交代と同時に、全員が暑さと極度の疲労でピット内に倒れ込んできます。ヘルメットも革つなぎも脱がせてもらい、エアコン前に死んだように横たわって動きません。
8耐は国際レースなので、一流外人ライダーも参戦しています。彼らは1時間交替でピットインしても、汗もかかずに平気な顔して革つなぎを自分で脱ぎ、上半身裸になってレースクイーンのお嬢さんに冗談を言っています。
「3回目の交代をしてから15分間はわかって走っているけど、それから先は意識はないな」と日本人ライダーは言ってました。これでは勝てません。この体力の差はなんなのでしょうか?
メキシコのバハ1000でもそうでしたが、耐久レースは体力勝負です。世界に飛び出す日本人の若者よ、テクニックよりも、もっともっと体力も持久力もつけろ!と叫びたくなります。





