メキシコのお巡りさん。
大きなうねりの砂浜に、大小のサボテンを林立させ、そのすき間を全速力で1000マイルを24時間、一昼夜で走り切るオフロードレース「バハ1000」のチームサポートの一員として、10年以上前ですがメキシコをバイクで走りました。
アメリカからはパスポートを見せるだけで、スルリと国境を通過してメキシコに入ったのですが、緑が多かったアメリカ側住宅と比べ、メキシコは家も小さく樹木がなくなり、地続きなのに茶褐色の景色に替わりました。アメリカとメキシコの貧富の差が実感される眺めです。
国境を越えてすぐ、街角の信号のない小さな交差点を通過しようとしたら、横から来た車から猛烈にクラクションを鳴らされ、危うく突っ込まれそうになりました。
びっくりしましたが知らぬ他国の出来事で訳がわかりません。しかも同じことが3度も続いたのです。
さすがに怖くなって、注意深く交差点を見ました。日本のような交通標識は立っていません。でもあちこちに立てかけてある板や路上に、手書きで「ALTO」と書いてあります。
このALTOが大問題でした。日本やアメリカでは「STOP」だったのです!そんな重要なことを知らずに、一時停止の標識を無視して突っ走っていたのです。
オレは外国人だから停止の言葉を知らなかった、では許されないこちらの落ち度です。知らぬ地を走るときは、最低でもその国のSTOPを覚えなくてはいけない、と深く反省しました。
バハ1000のコースは毎年替わるようですが、いずれにしてもメキシコのバハ半島の道なき砂漠を1000マイル走ります。東京から1000マイルといえば、北は北海道旭川、南は種子島までの荒れ地だけを24時間で走り切る距離なのです。
日本のバイク好きにはかなり名の知れたレースですが、現地に行ったら単なる草レースで、車、バギー、バイクなどが気軽に参加しています。
チームサポートの仕事は、砂漠の中で給油をすることです。チームによっては無線の鉄塔を建てるし、ヘリコプターは無造作に飛んできて目の前に気軽に下りてサポートします。
サポート給油場所は選手と共にどんどん移動して、早朝には街中に給油テントを設置
しました。すぐそばの広い交差点にはお巡りさん立ち、レース車は街中を200km/h以上の猛烈なスピードでぶっ飛んでいきます。
やっと夜が明けたくらいなのに、どこからか地元の人がテントの回りに集まり、身振り手真似で「たばこくれ、酒をくれ」と寄ってくるのです。真剣な顔をしているので襲われる恐怖を感じます。
でも近くの交差点にレースに対応するお巡りさんが立っているが心強いのです。いざというときには助けてくれます。次々と集まってたばこを要求する群衆には強気で「ノー」と手を振って断ります。
チームのバイクが飛び込んできて給油が済めば、テントをたたんで次ぎの給油所に移動です。撤収作業を始めれば集まっていた人たちも酒やたばこをあきらめて去っていきます。心強い正義の味方のお巡りさんも帰り支度です。
人が去りやっと安心してたばこを取り出した火をつけようとしら、そこへ真剣な顔したメキシコのお巡りさんが二人寄ってきました。大きな身振りでお巡りさんは言うです。「たばこくれ!」「酒をくれ!」。
国境を越えてすぐ、街角の信号のない小さな交差点を通過しようとしたら、横から来た車から猛烈にクラクションを鳴らされ、危うく突っ込まれそうになりました。
びっくりしましたが知らぬ他国の出来事で訳がわかりません。しかも同じことが3度も続いたのです。
さすがに怖くなって、注意深く交差点を見ました。日本のような交通標識は立っていません。でもあちこちに立てかけてある板や路上に、手書きで「ALTO」と書いてあります。
このALTOが大問題でした。日本やアメリカでは「STOP」だったのです!そんな重要なことを知らずに、一時停止の標識を無視して突っ走っていたのです。オレは外国人だから停止の言葉を知らなかった、では許されないこちらの落ち度です。知らぬ地を走るときは、最低でもその国のSTOPを覚えなくてはいけない、と深く反省しました。
バハ1000のコースは毎年替わるようですが、いずれにしてもメキシコのバハ半島の道なき砂漠を1000マイル走ります。東京から1000マイルといえば、北は北海道旭川、南は種子島までの荒れ地だけを24時間で走り切る距離なのです。
日本のバイク好きにはかなり名の知れたレースですが、現地に行ったら単なる草レースで、車、バギー、バイクなどが気軽に参加しています。
チームサポートの仕事は、砂漠の中で給油をすることです。チームによっては無線の鉄塔を建てるし、ヘリコプターは無造作に飛んできて目の前に気軽に下りてサポートします。
サポート給油場所は選手と共にどんどん移動して、早朝には街中に給油テントを設置
しました。すぐそばの広い交差点にはお巡りさん立ち、レース車は街中を200km/h以上の猛烈なスピードでぶっ飛んでいきます。やっと夜が明けたくらいなのに、どこからか地元の人がテントの回りに集まり、身振り手真似で「たばこくれ、酒をくれ」と寄ってくるのです。真剣な顔をしているので襲われる恐怖を感じます。
でも近くの交差点にレースに対応するお巡りさんが立っているが心強いのです。いざというときには助けてくれます。次々と集まってたばこを要求する群衆には強気で「ノー」と手を振って断ります。
チームのバイクが飛び込んできて給油が済めば、テントをたたんで次ぎの給油所に移動です。撤収作業を始めれば集まっていた人たちも酒やたばこをあきらめて去っていきます。心強い正義の味方のお巡りさんも帰り支度です。
人が去りやっと安心してたばこを取り出した火をつけようとしら、そこへ真剣な顔したメキシコのお巡りさんが二人寄ってきました。大きな身振りでお巡りさんは言うです。「たばこくれ!」「酒をくれ!」。





