ブリキの玩具的楽しさが詰まったジムニー
楽しさは一級品。経費もかからない軽自動車。オフロード性能もピカイチ。こんなクルマが再び必要と思うけど、2サイクルエンジンは考えもの。ライフスタイルも考えたくなる。
お、気持ちいいね。この加速感。一生懸命、頑張ってるなぁ、とドライブしていると楽しく思えるのがジムニーだ。軽自動車ということもあり、経費もあまりかからない。車重が軽く、林道でスタックしても、人力でなんとか動かすこともできると、まさに玩具的なクルマだ。
そのジムニーでも、私が乗っていたのは、現行車にはない幌タイプ、しかも、フロントウインドウをジープのように倒せるSJ30だ。エンジンは、重量が軽く整備も簡単にできるメリットがある2サイクル。オーバーサイズ・ピストンが用意されており、シリンダーを少々削って、使い古したエンジンを新品同様に戻してしまうことも簡単に出来てしまうエンジンだった。

しかし、白煙を吐くしオイルも一緒に燃焼させている。燃費は悪く、音もウルサイ。少しは環境にやさしい生活をしようとしている身にとっては、今となっては乗ってはいられないエンジンだ。昔は軽トラックなどたくさんの2サイクルエンジンのクルマがあったが、最後まで残っていたのが、このジムニーでもあった。
ジムニーの盛り上がるトルクに乗っての加速感は、あくまでも感覚的なもの。数値的はさして早くはない。他の車のほうが先に行ってしまうこともたくさんあった。しかも、高速道路を長時間走行すれば、エンジンが熱でダレてしまい、登坂車線のさらに路肩を最低速度違反で捕まってしまうのではという恐怖を感じながら走行しなくてはならない“楽しさ”もあった。
高低差のある峠道を長時間走っているときも同様のことがあり、そんなときは、エンジンと一緒に人間も一休みすればすぐに元気が回復したものだった。適度に休みを入れると元気になるという、健康を意識したようなクルマでもあった。
これは若さ故の失敗だったのだが、格好良さを優先し、エンジンパワーに合わないオーザーサイズのタイヤを履かせていたのが原因だが、多かれ少なかれ2サイクルエンジンのクルマには起きていた現象だ。今となれば、昔話に欠かすことのできないスパイス的なエピソードでもある。
ジムニーの名前は、JeepとMiniをあわせた造語からと言われている。1970年に、ホープ自動車が開発した「ホープスター・ON360」の製造権を得てスズキが改良を施しLJ10が登場。ジムニーの歴史がスタートする。
軽自動車ということで大型の四駆に性能が劣るかを思いがちだが、前後リジッドアクスル、16インチホイール、ハイとローの2速トランスファーなど基本的な構造はジープと同じであり、オフロード性能もほぼ同等だ。つまり、世界的に見てもトップレベルのオフロード性能を持つクルマということになる。狭い道が多い日本にあっては、最も機能的な四駆でもある。
当初は、空冷の360ccエンジンだったが、水冷になり550ccへと排気量が増え、1981年にはこのSJ30が登場する。高いオフロード性能はそのままで、直線的なデザインが取り入れられ都会の臭いがするおしゃれなクルマとなった。
その後、高速道路での移動が重視されるようになり、4サイクルエンジン、660ccエンジンが積まれていき、熱ダレなんて言葉は聞かなくなっていった。基本的なデザインはしばらく同じだったが、1998年にJB23となりデザインも変わり異なるクルマと進化している。
SJ30は、その性能からオフロードだけを楽しむ人には今でも人気があるクルマで、現役のクルマとして遊ぶは人は少なくない。絶対的なパワーはないものの、タイヤを変えるだけで、トルクを上手く使えるドライバーの腕さえあれば、大きなパワーを持つ四駆よりも走破性は高く一級のオフロード性能を発揮できるからだ。
オフロード遊びは別次元の話としても、インテリアのあちらこちらに鉄板むき出しのような飾り気のない(当時はそれでも近代的だったが)シンプルなクルマは、今だからこそ、逆に新鮮だ。それに、快適ではないけれど、ドライブするだけでも楽しいクルマだ。たんなる移動ツールとなっているクルマにはない魅力だと思う。同じ距離をドライブしても、SJ30のようなクルマのほうが、楽しさは倍以上あると思う。
絶対的なスピードや性能を競うのではなく、体感的に楽しいクルマ。できれば、四駆という基本性能は非常に高いままでのシンプルなクルマ。そんな楽しめるクルマが、今の時代だからこそ、再び登場してくれないかな、と思う。まさに実物大のブリキ玩具として、だ。
シューズさえあれば、ランニングやウォーキングが始められるように、経費もあまりかからず、手軽なスポーツ感覚で楽しめるクルマが必要だ。でも、都会では駐車場という大問題もある。クルマのために地方に引っ越してしまうことを真剣に考えてしまうが、未だ、実現はできていない。都会と田舎暮らしを両立させているナビゲーターのブログが気になる昨今だ。
そのジムニーでも、私が乗っていたのは、現行車にはない幌タイプ、しかも、フロントウインドウをジープのように倒せるSJ30だ。エンジンは、重量が軽く整備も簡単にできるメリットがある2サイクル。オーバーサイズ・ピストンが用意されており、シリンダーを少々削って、使い古したエンジンを新品同様に戻してしまうことも簡単に出来てしまうエンジンだった。

しかし、白煙を吐くしオイルも一緒に燃焼させている。燃費は悪く、音もウルサイ。少しは環境にやさしい生活をしようとしている身にとっては、今となっては乗ってはいられないエンジンだ。昔は軽トラックなどたくさんの2サイクルエンジンのクルマがあったが、最後まで残っていたのが、このジムニーでもあった。
ジムニーの盛り上がるトルクに乗っての加速感は、あくまでも感覚的なもの。数値的はさして早くはない。他の車のほうが先に行ってしまうこともたくさんあった。しかも、高速道路を長時間走行すれば、エンジンが熱でダレてしまい、登坂車線のさらに路肩を最低速度違反で捕まってしまうのではという恐怖を感じながら走行しなくてはならない“楽しさ”もあった。
高低差のある峠道を長時間走っているときも同様のことがあり、そんなときは、エンジンと一緒に人間も一休みすればすぐに元気が回復したものだった。適度に休みを入れると元気になるという、健康を意識したようなクルマでもあった。
これは若さ故の失敗だったのだが、格好良さを優先し、エンジンパワーに合わないオーザーサイズのタイヤを履かせていたのが原因だが、多かれ少なかれ2サイクルエンジンのクルマには起きていた現象だ。今となれば、昔話に欠かすことのできないスパイス的なエピソードでもある。
ジムニーの名前は、JeepとMiniをあわせた造語からと言われている。1970年に、ホープ自動車が開発した「ホープスター・ON360」の製造権を得てスズキが改良を施しLJ10が登場。ジムニーの歴史がスタートする。
軽自動車ということで大型の四駆に性能が劣るかを思いがちだが、前後リジッドアクスル、16インチホイール、ハイとローの2速トランスファーなど基本的な構造はジープと同じであり、オフロード性能もほぼ同等だ。つまり、世界的に見てもトップレベルのオフロード性能を持つクルマということになる。狭い道が多い日本にあっては、最も機能的な四駆でもある。
当初は、空冷の360ccエンジンだったが、水冷になり550ccへと排気量が増え、1981年にはこのSJ30が登場する。高いオフロード性能はそのままで、直線的なデザインが取り入れられ都会の臭いがするおしゃれなクルマとなった。
その後、高速道路での移動が重視されるようになり、4サイクルエンジン、660ccエンジンが積まれていき、熱ダレなんて言葉は聞かなくなっていった。基本的なデザインはしばらく同じだったが、1998年にJB23となりデザインも変わり異なるクルマと進化している。
SJ30は、その性能からオフロードだけを楽しむ人には今でも人気があるクルマで、現役のクルマとして遊ぶは人は少なくない。絶対的なパワーはないものの、タイヤを変えるだけで、トルクを上手く使えるドライバーの腕さえあれば、大きなパワーを持つ四駆よりも走破性は高く一級のオフロード性能を発揮できるからだ。
オフロード遊びは別次元の話としても、インテリアのあちらこちらに鉄板むき出しのような飾り気のない(当時はそれでも近代的だったが)シンプルなクルマは、今だからこそ、逆に新鮮だ。それに、快適ではないけれど、ドライブするだけでも楽しいクルマだ。たんなる移動ツールとなっているクルマにはない魅力だと思う。同じ距離をドライブしても、SJ30のようなクルマのほうが、楽しさは倍以上あると思う。

絶対的なスピードや性能を競うのではなく、体感的に楽しいクルマ。できれば、四駆という基本性能は非常に高いままでのシンプルなクルマ。そんな楽しめるクルマが、今の時代だからこそ、再び登場してくれないかな、と思う。まさに実物大のブリキ玩具として、だ。
シューズさえあれば、ランニングやウォーキングが始められるように、経費もあまりかからず、手軽なスポーツ感覚で楽しめるクルマが必要だ。でも、都会では駐車場という大問題もある。クルマのために地方に引っ越してしまうことを真剣に考えてしまうが、未だ、実現はできていない。都会と田舎暮らしを両立させているナビゲーターのブログが気になる昨今だ。





