愛車

2008/07/29

キャンピングカー、T-3で海水浴場へ

ビーチサイドに車を止められるなら、極上の別荘がそこにできあがる。この海岸へのアプローチはかなり狭い道を通ることになる。だからこそバンコンバージョンタイプの小さなキャンピングカーが役に立つのだ。


なんか季節外れの旅模様を書いてしまったので、やはり季節なりのお話をひとつ。

旧車を海沿いに持っていって大丈夫?といわれれば、樹脂よりも鉄の方が多く使われて出来たボディに良いわけが無い。ボディだけではなく、部品すべてにわたって鉄が多く使われている車である。しかし使ってこそ車。ビーチサイドで極楽海水浴。この車だからこその悦楽時間を過ごすことができるのである。

駐車場と海岸との間を、海の家やらアンテナショップやらで埋め尽くして分断する湘南の海水浴場では到底望めない、海沿いの簡易別荘は、一度経験してしまうともう他にはいけない。我が家でも毎年の恒例行事となってしまった。

出発は例によって前日深夜。真夏の渋滞は旧車T-3ヴァナゴンにとって地獄以外の何者でもない。涼しいうちに車を動かして、駐車場が埋まる前に目的地に着く。それがヴァナゴン・スタイルである。

全通した館山道を終点まで走り、国道から狭い道を入って砂浜のキャンプ場に到着する。先客がテントをいくつか出しているが、騒いでいる人は誰もいない。
ルーフに積んだシットオントップタイプのシーカヤックを下ろしてポップアップルーフを上げ、ベッドメイキングをする。

空に浮かんだ月の明かりに対岸となる三浦半島の稜線が浮かび、内海の静かな海面に光の粒が散らばる。
なんとなく椅子を出してウィスキーをチビリとやりたくなるが、明日のドピーカンの中を子どもの相手をするかと思えば体力温存。早々に2階のベッドに登った。

翌日は朝からキャンプ場代徴収人によって起こされる。左右からペグを打ち込む音が聞こえる。海水浴場の朝の始まりである。





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