愛車

2008/06/03

タイヤタイヤ、されどタイヤ、しかしタイヤ。

旧車オーナーの大きな悩みに、その車が生産されていた当時はトレンドだったことが今はすっかり廃れてしまい、パーツが入手しにくくなってしまっているというものがある。重要な、というかそれが無いと走ることすらできない「タイヤ」でさえそうなのである。

昨今のタイヤのトレンドは「大径ホイール」に「ペッタンコタイヤ」である。

タイヤのサイズは、例えば265/60/R16/96Sなどと表記される。

最初の3桁の数字がタイヤの幅、その次が扁平率、そして「ラジアル」のR、お次がホイール径(インチ)。次の数字はロードインデックス(以下LIと表記)、そして速度記号。

80年代の名車ヴァナゴンに装着されているタイヤの扁平率は「70」、そしてホイール径は「14」というものだが、最近の車はこの扁平率がどんどん小さくなり、40なんてのもある。その分タイヤの厚みが薄くなるので、ホイール径を大きくすることができる。

ファントムガレージの岡田メカによると、より大きなブレーキ用のディスクを取り付けられるように大型化されたのだろうということだが、それに伴ってタイヤ側の扁平率が小さくなるとその分クッションが減るわけで、コーナリングのときのロールが減ったりクイックなレスポンスを得ることができるが、その分乗り心地が悪くなる。スポーツライクってやつだ。さらに燃費も悪くなることが多いようだけど。
ちなみにヴァナゴンのタイヤは当時の車としては標準である。

ところで今回の本題は、重量があるワーゲンT-3ヴァナゴンには、最後の数字、例えば「94」とか「96」という数字が非常に大切になるというお話しである。

タイヤ交換をしなくちゃなー、という状態だったので、次は少しおしゃれしてみようとホワイトレターとかホワイトウォールのタイヤを物色してみたが、サイズはあるものの、LIが93という数字だった。ちょっと気になったので、ファントムガレージ岡田メカに聞いたみた。

返信は、「(LIは)ノーマルでも99か100、カラベル(ウェスティのベース車)でも最低96は必要ですよ」というショッキングな返事。なぜならヴァナゴン・キャンパーの重量は2.5tに及ぶため、タイヤにかかる負荷もかなりのものになるのだ。

このLIを無視して装着すれば、当然無理な負荷がタイヤにかかることになり、乗り心地が悪くなる(安定性もレスポンスも)だけでなく、最悪バーストに至る可能性もある。

日本国内のメーカーはもちろんのこと、海外メーカーも含めて日本に入ってきているタイヤメーカーのすべてのホームページを探してみたが、LIが96以上のタイヤは見つからなかった。15インチならいくつか選択肢があるのだが、そうするとホイールも全て交換せねばならず、そんなお金は無いのであった。





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