「走るために」、その3。ワッサーボクサーの宿命か?!水とのタタカイ。
大仰なタイトルだが、車は10年、10万キロも走れば「メンテナンスをしなければいけない」ものなのである。それに加えて、この車は日常の管理も結構必要だったようだ。

本当はこんなトラブル記なんて書かない方がいいに越したことはないんだけど・・・。結果的にこうなっちまったし、結果的にフォルクスワーゲンT-3ヴァナゴン/カラベルのメンテナンス方法がかなり一般化したのである。
今回はあまり知られていなかったために、結果としてトラブルの大元となることが多くなってしまった水周りのトラブルについてのお話しである。
ウォーターポンプ、各種配管、サーモスタットなど、ともかくクーラント(冷却水)が通る経路は一度に徹底的に交換してしまう方がいいだろう。サーモスタットの不調はオーバーヒートはもちろん、その反対の「オーバークール」という症状を引き起こすことを知った。ラジエーターも永遠に使えるわけではない。10年も超えると錆が蓄積して効果が半減してしまう。錆がウォーターポンプに回って内部から壊してしまうこともあるのだ。
後ろに積んだエンジンから先頭のラジエーターまで循環させる管。それなりにウォーターポンプの負担になることは確実。なおさらその経路はキレイにしておかなければいけない。メタボな車はトラブルの種を抱えることになるのだ。
普段のメンテナンスは…
クーラントにはご存知の通りさび止め効果がある。そしてスタッドボルトの錆びによる破断が鬼門、ということもあって、オーナーはその種類と濃度について諸説紛々、T-3乗りの話題のトップランクに入る話題となる。
一度、ファントムガレージの岡田メカにクーラントの濃度について聞いたことがある。返ってきた答えは、「うーん、適当」(笑)。適当といっても車に悪い適当さではなく、そこまで神経質にならなくてもいいだろう、ということ。
ちなみにボクは緑色の汎用品、80〜98%濃度のものを、基本的には車検ごとに「全」交換している。
故障が相次いだときに揃えたセット。クーラント、エンジンオイル各1L、ATF500mlとそれらの注油に使う漏斗、シリコンスプレー、パーツクリーナーにコンタクトスプレー、数枚のウェスに軍手、これに一通りの工具を載せる。昔ほどトラブルには見舞われなくはなったが、降ろす勇気が無いのだ…。
「走る」「曲がる」「止まる」をここまでやってなおトラブルのであれば、残念ながらボクの車よりも素性が悪いと思ってあきらめよう、といっても、ここまでいじったら手放せなくなっていると思うけど。
元から悪いというわけではなく、10数年の間に悪くなってしまったのだ。別に特別なわけではなく、国産車でも通常10数年、10万キロ超も乗っていればどこかしらはおかしくなるものである。外国車だって同じだ。





