愛車

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2008/02/26

恐怖!オーバーホールの真実。

実は以前、一度前のオーナーに会ったことがあった。
このクルマの初代オーナーは、なんと俳優の時任三郎氏であることがわかったのだ。そしてボクで4代目。


いったいいつ、安心して旅に出ることができるのだろう・・・。

その当時、この車を購入したばかりでマイナートラブルが頻発していたのだが、その人はいろいろ自分で直してきたということを言う。スタッドボルト※がこの車の鬼門であると聞かされたというと、(車の下回りを覗きこみながら)ヘッドはあのバネを外せばすぐに外せるから、と言われた。そのときは単純に「すごいなあ」と思ったのだが、このシロウト修理が後でとんでもない結果を生み出したことがあとでわかったのであった。

※ スタッドボルト:エンジン本体とヘッドを結び付けている鉄製のボルト。もともとビートルに載せていた水平対向エンジンを水冷化したことにより、このボルトが常に冷却水につかることに。そのため冷却水の管理が悪いと錆びて折れることがある。このタイプの車の泣き所でもある。

冬の東名高速を一路大阪まで走り、ファントムガレージで岡田メカに車を渡した。

オーバーホールにも松竹梅があるのだが、とにかく普通に走ってくれればいい、ということでいわゆるベーシックコースでお願いした。底冷えのする大阪からひとり帰った。



しばらくして岡田メカから連絡が来た。そこには驚愕の事実が書かれていたのである。

「気を落とさないで聞いてください」という書き出しで始まっていたメールには、おおよそ以下のようなことから始まっていた。

・ヘッドを組み付けるスタッドボルトが折れた形跡があり、その修理は特殊な接着剤で固めるという通常の修理では行わない方法がなされていた。その接着剤のために折れたスタッドボルトを取り外せない状態になっている。
・ピストンリングは傷だらけで変形しており、まともに圧縮すらできない状況である。
・ ヘッドは割れているしバルブもしっかり閉まらない(圧縮されない)。

ちょっとこのエンジンはとても直せる状態ではない(無理に直そうと思えばできるかも知れないが、いくらかかるかわからない)。

天を仰いだ。万事休すか??





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