愛車

  •  PR  
2008/02/19

T-3オーナーはこう言いたいのですね、修理屋はどこだ!?と。

大阪へ向かう高速道路の夜をサービスエリアやパーキングエリアで過ごす。
そんなことをしょっちゅうするようになってしまった。

ショップの前で紹介してくれたN氏と落ち合った。オーナー仲間からDr.という異名をとるT-3マイスター。氏のT-3の維持・調整ノウハウは、ひとつのスタンダードを築き上げたと言えるだろう。この車の面白いところは、いわゆる車のプロだけでなく、こうした熱烈にT-3ヴァナゴン・カラベルのファンがハウツーを作っているところにある。ボクのT-3の維持奮闘ブログは、こうしたハウツーを我が身をもって見せているに過ぎない。

ブレーキの感触がおかしいので、まずはブレーキを直してください、とキーを渡して試乗してもらった。しかしシートを下りた岡田メカは首をひねりながら言った。「エンジン、オーバーホールした方がいいかも知れませんよ」。
耳を疑った。
え?エンジンはついこのあいだ(その年の春だ)オーバーホールしたって言っていましたよ、と言うと、「そうですか?全然パワー出ていません。この車のエンジンはもっと力があります」ときっぱりと言われてしまった。

といっても、すぐにオーバーホールするお金もパーツも無い。とりあえずはまずブレーキを直すことにした。といっても、このブレーキもまたとてもじゃないけど使用に耐えるものでは無かったのだ。
要は新車時のエンジンパワー、曲がる、止まるといった基本性能をきちんと体感として持っている人が、もうほとんどいなくなったということであろう。

組みあがったフロントブレーキ。新しいブレンボのブレーキディスクが美しい。(撮影:ファントムガレージ)

車をショップに預けて電車で帰京してからしばらくして、デジカメで修理箇所を撮影した画像が送られてきた。

内容は「思ったよりも酷すぎる」であった…。素人修理がしてあったブレーキホース類は言うに及ばず、特にディスクを挟み込むキャリパーはまともにディスクを挟み込めない状態になっていたのである。いわばブレーキの要の部分である。交換しか無いのだが、取り寄せるとしても日数がかかる上に、重量があるパーツなので非常に高いものになってしまうという。これも困っていると、ブレーキそのものを換えたHさんから譲ってもいいよ、という連絡をいただいた。ありがたや。川崎まで受け取りに行ってから宅急便でショップまで送った。 

修理完了の報告をもらったのは約2週間後。早速試走してみる。
国産車に比べれば力の要るブレーキだが、ちゃんと止まるし、ペダルの「アタリ」も毎回同じ位置になった。当たり前が当たり前になった瞬間。

オーバーホール、お願いします。意を決して岡田メカに依頼した。

そしてその年の冬、大量のパーツを車に積んで再び大阪に向かった。
待っていたのは驚愕の事実であったのだ。





この記事のトラックバックURL: