愛車

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2007/12/29

生きた化石、「モーガン」

1936年から全く同じように、脈々と造り続けられるスポーツカー、「モーガン」

そのクラシカルなスタイルで、今でも根強いファンの多い、英国車モーガンの創業は、約100年前までさかのぼります。
創業者は、ヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガン(H.F.S.MORGAN)です。

モーガンは始め、スリー・ホイーラー(三輪車)の製造からスタートします。
1909年に最初のスリーホイーラーを造ります。
そして、1912年に「モーガン・モーター・カンパニー」を興します。
まだ、自動車が普及する以前です。
今もそうですが、英国では、三輪車は免許や税制面で有利だったからです。

昔、日本にあったオート三輪と違い、前が2輪で、後が1輪のレイアウトを採用しています。
フロント・グリルの前にV型2気筒エンジンを搭載し、リア・タイヤをチェーンで駆動していたのです。
エンジンは、JAP、マチレスなどのオートバイ用のエンジンが使われました。

今見ても、なかなか「味」のあるスタイルで、雰囲気は第一次大戦の複葉戦闘機のようです。このスリーホイーラーをこよなく愛するエンスージャストも多く、世界にはモーガンでも、この三輪車だけのクラブも存在します。

スリーホイーラーは1950年代まで製造を続けますが、途中の1936年から、初の4輪車を作ります。
モーガン4−4です。(4−4とは、「4輪」と「4気筒」を意味します)
ここから、現在にいたるまで、基本スタイルとその造り方をつらぬき通しているのです。

工場の所在地も創設時から変わらず、ウスターソースで有名なウスター州はマルヴァーンの丘、ピッカースレイ通りにあります。

工場の中に入ると、ここが「自動車」を作っている場所とは思えない光景が広がります。
通常の「自動車工場」ならば、ラインがあって、流れ作業でクルマが出来上がっていきますが、「モーガン」ではそんなことはありません。
大きなディーラーの裏手にある、サービス・ファクトリーのようです。

場所によっては「家具職人」が家具でも作っているのかと間違えそうな光景を目にして、驚くことでしょう。
そうです、モーガンは「木」で出来ているのです!
というのは、ウソですが、半分は当たっています。






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